(最終話)ぼうまい村始動【4/4】
こんにちは。村長のぼうまいです。
岩手県で「ぼうまい村」村づくりをしてます。
今は村の拠点が決まって、リノベしたり周辺整備をしたりしている真っ最中です。これからそばを植えたり養蜂を始めたり、ホップを栽培したり、飲食を始めたり、宿泊業を始めたり、ガイドもやりたい、やりたいことやることが渋滞しててなかなかおもしろい毎日を過ごしています。
そんな村長のこれまでを全4話の短編小説風に配信していきます。
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第4話 ぼうまい村始動
稲穂が風にゆれて田んぼからざわざわ音が聞こえてくる秋、岩手県に移住。何度かの岩手訪問を経て、ある程度村の候補地はすでに決まっていた。
「わたしこのエリアに住みたいんです」
すると集まる集まる、空き家情報。
「あそこたしか数年前に亡くなってらぁ」
「〇〇さん家の前さあがってっだどころ…」
こうしてぼうまい村の拠点探しが始まった。口コミで集めた空き家情報をGoogleマップに登録して練り歩く日々。
今回の家探しに始まったことではないが、わたしはなにかと人に「紹介」してもらえることが多い。
「紹介」というのは信用の上に成り立っている。紹介先で信用を欠くようなことをしてしまえば、紹介元の人にまで影響が生じる。紹介してもらった場合、そのことを肝に銘じなければいけない。
いつでも人から「紹介」される人間でありたい。人の信用というものは壊れるのは一瞬だが、一朝一夕では到底構築されない。塊肉を調理するときのように低温でじっくりじわじわ形成されるものなのである。
それは実はお金よりも実は価値のあるものだったりする。
自然豊かで静かな湖のほとり
1週間ほど練り歩き、ついにわくわくする物件にであった。
すぐに大家さんに連絡し、ぼうまい村の誕生である。
黄金の棚田が何よりも美しい季節だった。
黄金の棚田はこのエリア一番の絶景だ。
拠点が決まったぼうまい村にさらなるチャンスが舞い降りてくる。
そう。某オンラインサロンの公式コンテンツとして認められたのだ。
資金力、人脈ともにゼロなわたしにとってこれほどラッキーなことはない。ラッキー運だけは誰にも負けない自信がある。
あのとき会社を辞めずにいたら・・・
あのときオンラインサロンに入っていなかったら・・・
あのときビジネスピッチにでていなかったら・・・
あのとき岩手のイベントに参加していなかったら・・・
あのとき17キロ走らなかったら・・・
なにかひとつでも欠けていたら今のわたしはここにいない。
(あとがき) わたし、村長になります!
村長になります宣言から3年。本当に岩手に移住して村長になりました。
今は村全体の構想を考えつつ、古民家のリノベをやったり、周辺の草刈りをしたり、畑を整備したりしています。
これまた大好きなアルケミストの一節です。
今は夢のためにとにかく走って、走って、走ってます。
村長として、村として今やっていること
・古民家のセルフリノベーション
・古民家周辺の環境整備(草刈り、枝切り)
・古民家のゴミの処理
・蕎麦栽培のための畑を耕す
・アクティビティガイド(の修行)
・ある企業のコンサル(なんでも屋)
・200人規模イベントの企画運営
・20人規模のイベントの企画運営
・イベントの司会
村長として、村としてこれからやっていくこと
・蕎麦栽培
・ホップ栽培
・ぶどう栽培
・宿泊・飲食業
・養蜂
・キャンプ場の運営管理
・ソフトクリームの海外販売
・週一スナックぼうまい
・動画配信
・空き家の獲得・管理
今やってることのほとんどが初めてやってることなので、体力的にも時間的にも厳しく、思うようにことが進まないことの方が多いです。
それでもわたしが今ここでやれているのは関わってくれている全ての人のおかげです。本当にありがとうございます。
例えばDIYでは家の構造なんて全く知らなくて、壁を壊してしまいました。
そんな絶望的な場面も総勢30名くらいの知恵と時間と協力でなんとか乗り切りました。
やっとスタートラインに立てたかなという状況で、これからますます忙しく、ますます楽しくなってくるぼうまい村。
ぼうまい村はだれかのやりたい!を実現する場です。
なにかやってみたいことがある方はぜひ一緒にやってみましょう。
行動こそが人生を豊かにします。
最後に
全4話にわたるぼうまい村誕生STORYにお付き合いいただき、ありがとうございました。ぼうまい村はまだまだ始まったばかりです。これからも暖かく見守って、そしてぜひサポートしてください。
村人になりたい?いつでもご連絡お待ちしております。
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