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【中国渡航】PCR検査から健康コード申請まで

※この情報は2021年8月15日時点のものです。
渡航前には最新の情報を必ず確認してください!

こんにちは、ちえです。2021年の秋から中国・上海の復旦大学に交換留学することになり、1週間前に上海に入りました。ただいまホテルにて集中隔離9日目です。

ここでは、色々と手続きが必要なコロナ禍での中国渡航の手順について、私が体験したことを時間軸に沿って書いていこうと思います。すこしでもお役に立てたら嬉しいです。

【出国1ヶ月ちょっと前】 

7月上旬にチケットを購入。
現在東京と中国・上海の間で運行されている直行便はとても少ないので、最大3週間の隔離を見越して、中国で予定している日程に間に合うように、余裕を持った日程にしました。

私は8/15(日)の全日空の便に決めましたが、その翌日に留学先から送られてきたメールに

8月16日までに入国できなければ、留学資格を取り消します

と書いてあり、肝を冷やしました。一応、全日空なら今はコロナの特別措置でフライトは変更できたみたいですが、下の写真の通り、上海への直行便は週に1本しかなく、また日本でも用事が入っていたのでそのままにしました。これがまた後で、肝を冷やすPart2を招くことになるのですが…笑

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【出国3週間前】 渡航の要件確認

中国大使館のホームページで、PCR検査の要件や、どのような隔離政策が行われているかを確認。また、全日空からも定期的にコロナ関連の特別政策に関する注意のメールが送られてきていたので、その説明通りに情報を調べたりすれば大丈夫そうだなと思いました。

PCR検査は自分で受けるキットタイプのものは認められず、ホームページに記載のある大使館指定の医療機関で受けないといけないので注意。医療機関リストは👉こちら。リストは更新されることもあるらしく、自分が行く予定の医療機関が削除されていたら、記載されている病院に変更しなきゃいけないみたいです。行く病院を決めていても、定期的にリストはチェックするのが良さそう。

私はPCR検査を受ける2週間前に、リストに載っている病院を検索しまくり、最終的には笹塚にある病院に決めました。予約のために電話をかけたら、お盆休みに入っていて、いいな〜と思っていた病院がことごとくダメだったので、焦らないためにも早めにリサーチして予約したほうがいいなと思いました。

ちなみに私が病院を決めた基準は以下の通り。

・結果が当日出るかどうか
・値段が安いかどうか(2万5000円〜4万円台まで幅広い)
・アクセス

検査はフライト日の2日以内に受けなくてはいけないのですが(8/15出発の私の場合、8/13以降に受ける)結果が出るのに少なくとも半日以上かかることと、健康コードの申請がスムーズにできるかが不安だったので、できるだけ早くできるところを選びました。結果としてこの選択は正解だったと思います。。

ちなみに、値段が高くても結果が2日後に出るところもあるので、状況はほんと病院によってまちまちです。健康コードのアップロードのやり方を教えてくれるところもあるので、検索しながら自分の必要性に合わせて選ぶといいかも。
後述しますが、健康コードの申請自体はそれほど難しくはないです。ただちょっと項目が多いだけ。

👇予約前に10回くらい読んだページ👇

🌟日本から中国へ行く乗客へお知らせ 搭乗に「PCR検査及び抗体検査」の陰性証明が必要になります(中国大使館ページ)
🌟ダブル陰性証明提示による搭乗に関するQ&A(中国大使館ページ)

【出国5日前】 8/10:外出自粛開始 

それまでは、留学前に会おうと言っていた友達と2人で会ったり、インターンに行ったりしていたのですが、じわじわと、8/15のフライトで入国できなければ留学資格がなくなる、という現実がのしかかってきて、とても不安な気持ちになりました。もしも自分が無症状で感染していたら、先1年間の予定が完全に崩れてしまうと想像すると、とても恐ろしかったです。

一応、大学の一斉接種でワクチンは2回とも済ませていたのですが、ブレイクスルー感染が話題になっており、またこの頃東京では、コロナの感染者が毎日最高記録を更新していたので、このときだけはわがままを言わせてもらい、平身低頭して以降の外出の用事をすべてキャンセルさせてもらいました。
会いたかったみなさん、ごめんなさい。帰ったときに奢ります。

【出国2日前】 8/13:コロナ検査

ついにPCR検査を受けに病院へ。陽性が出ても今更どうしようもない!と必死に気持ちをもたせつつ。

大使館の指定で、検査では血液検査喉頭or咽頭拭い(つまり綿棒を鼻に突っ込まれるか喉に突っ込まれるか)の2種類を受けることになります。私は受けるのが2回目でしたが、鼻の奥はやっぱり涙目になっちゃいます😢

料金は2万8000円を現金でお支払い。当日の18時以降に結果が出るので取りに来てください、とのことでした。結果は無事陰性!合格発表みたいに喜んでしまいました😂封筒に入った陰性証明書の紙を受け取りました。

けれど、ここでのひと安心も束の間、健康コードの申請という関門がまだ残っています。なるはやで申請に進みましょう!

健康コードの申請

飛行機に乗るとき、これがないと乗せてもらえない。それが健康コード

WeChatにMini Programをインストールして(やり方は👉ここ参照)、指示にしたがってフォームに入力していきます。ここに👇フォームの質問項目を列挙しておきます。必要になるドキュメントなどは先に写真を撮ってカメラロールに入れておくとスムーズかも。

◆名前・性別・国籍・身分証の種類(パスポートが一般的かな)
◆フライトの出発地・番号(英語と数字の5桁くらいのやつ)・出発時間・到着地
◆コロナのPCR検査・IgM抗体検査(←血液のやつ)の結果(「陰性だった」を選択)・検査日・検査国・検査機関(病院名のリストから選択)
◆コロナ検査の陰性証明書の写真アップロード
◆フライトのチケット
◆自分が滞在している国の身分証明書の写真アップロード(私はパスポートの写真をアップ)
ワクチン接種証明書の写真・受けたワクチンの種類・完了日
◆以前PCRで陽性判定を受けたことがあるか(はい・いいえ)
◆以前IgM抗体検査で陽性判定を受けたことがあるか(はい・いいえ)
◆以前新型コロナの肺炎だと診断されたことはあるか(はい・いいえ)
◆コロナ感染者と濃厚接触したか(はい・いいえ)
◆長く住んでいる地域はどこか(=日本)
◆現在の所在地は?
◆身分(選択肢から色々選べるので自分に当てはまるのを選択)
◆勤め先
◆携帯電話の種類(中国国内か、国外か)
◆電話番号

最後に、赤字で書かれた

この情報が真実で正確である。もし虚偽だった場合、法的責任を負う。一度提出したものを修正することはできない。審査結果には自分で責任を負うこと。

という文章のチェックボックスに✅をつけて、ちゃんと内容を確認してから、提出完了ボタンを押しました。ビビっちゃうね。

すると、次の画面ではオレンジ色のQRコードが表示されましたが、このままでは飛行機には乗れません。コードには4色あって

🟧オレンジ:資料の提出が済んで、審査中。しばらくお待ちを
🟩グリーン:搭乗が認められた。コードの有効期限に注意
🟥赤:申請は不許可。理由は:検査結果が陽性 or フライトまでの規定の制限時間超過 or 非公認の検査機関 or その他の問題
⬜️ グレー:健康コードは失効している

というのがそれぞれの意味。私は8/13の夜9時半に申請し、次の日の朝にはグリーンになるだろうな〜と思っていました。

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しかし。

ぜんっぜん、グリーンにならない。しかも、お昼近くなっても。

休日だからかな〜などと悠長に待っていたけど、流石に遅すぎるので大使館に電話をしたが、土曜日のため繋がらず。不安マックス。問い合わせのメールも送りました。

もしや何か問題が…と思い、申請内容を見返すと

飛行機のチケットを添付してなかった😇

やらかし!!でもこれ取り消せないよね?どうしよ!?と焦る私に、母の英断。

申請取り消して、もう一回やり直そう。

OKそうしよう!!!と、いっそいで取り下げ、全て入力・アップロードし直し

そして11時過ぎに申請し、16時前に緑色の健康コードをゲットしました。
いやー超焦った!!ずーっとソワソワしっぱなしでした。

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これでやっと飛行機に乗る資格を得た…つまりは、留学する資格を得たわけです…(これで台風が急に来て飛行機飛ばなかったらまた詰むけどそれは流石になかった)
つまり私の留学は、出発前日に決まったと言っても過言ではありません😩ほんとうにグリーンになってよかった!💖

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さてさて、それなりに長くなってきたので、一旦ここで区切ろうかなと思います!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
実は、中国到着後の空港でもQRコード地獄が待ち受けていますが、それは次の記事でお伝えしますね…ふふふ😇

ではまた。質問などあればTwitterのDMまでお気軽にどうぞ!


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