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エッセイ・内省

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#読書

読書時間の創出

ある日を堺に本を読む時間が増えた。 ストレスがたまったり何もする気が起きなくなると、スマホでひたすらSNSをあさり続ける。ショート動画などは本当に沼だ。 下にシュッシュと流すといろんな動画がエンドレスで流れ続ける。更に私が興味があるであろうものをセレクトしてくれるので、iPhoneを操作する指が止まらない。 読みたい本はたくさんある。気になったらすぐにポチッとしているので、積読も大量だ。 このSNS巡回をなくせば本も読めるだろうに。心の中ではわかっているが、SNSアプリに

へんてこで矛盾した「寂しさ」に関する命題

寂しさについて考えていた。そのきっかけはこの本だ。 私は、エラ・フランシス・サンダースさんの本が好きで、新刊が出るたびに買っていたのだが、今回は想像上にとてもシンプルな本だった。彼女のイラストと言葉と言葉でできている。 彼女は言葉を紡いでいて痛かったと言う。けれども絵を描いていて癒やされたと言う。 読んでいて特に好きなページがなんぼかあるのだが、中でも心の痛みについてもんやりと考えていた。 どんなときに痛みを感じるだろうか。 物理的に言うなら、転んだときや何かに体をぶつけ

人生の方程式はゆらぎだらけだ。

以前、こんな動画を見た。 興味のあるゲームさんぽは見ているのだが、中でもこれらは爆笑しながら見た記憶がある。印象に残ったのは詳細な言葉は忘れてしまったのだけど、「戦争なんてしてる場合じゃないですよね」みたいに言っていたことだ。 んでもって、最近はこの本を読んでいる。まだ読み終わっていないが、シェアだけしておこう。たぶんこれも紙で購入する。 14歳のための~…みたいな本を何冊か出している方で、その総集編…みたいな印象のある本だ。新書くらいの厚さしかないので、読みやすい方だ

"好き"から離れていく感覚

好きになればなるほど、知りたくなる。 知れば知るほど、好きになる。 しかし、求めれば求めるほどどこか遠ざかっていくような気がする。 けれど、その遠くなる距離にどこか安心感を覚えるのだ。 そんな感覚に見に覚えはないだろうか? 恋?ロマンス?そんな生半可なものじゃない。相手は人間じゃないのだ。 私の感覚で言えば、対人間であれば、遠ざかることはないように思う。むしろ近づいてくる。近すぎて、「うわ…、離れろや…」ってなる恒例のやつだ。どこにも私の望む安心感はない。 そんな風に考