摂食障害とともに生きたから~自己紹介
はじめまして。
25年間、誰にも言えないでいました。
摂食障害は恥だと感じていました。
誰にも理解されない、誰にも頼れないと思い、表面上は笑顔でいながら、いつも強くなりたい、ただ強くなりたいと願っていました。
社会人になって1年半くらい経ったところで、海外への想いがよみがえりました。
せめて1年、せめて1年海外で。
その後はちゃんと日本人するからなんて、自分に言い聞かせるようにして。
飛び立ちました。
不満なこともたくさんあったけれど、それまでの人生で経験のないくらい穏やかな気持ちもたくさん味わいました。
そして運命の出会い、結婚、出産、マイホーム購入。。。バタバタとすごした10年ちょっと。
大好きな人との生活のはずなのに、苦しい日本社会から逃れたはずなのに、、、
その間もずっと、摂食障害には苦しみ、また支えられていました。
自分への怒りや嫌悪感、他人への不信感、押しつぶされそうな孤独感、どうしようもない緊張感、コントロール不可能に思えた激しい感情たち、、、
些細なことにいちいち傷ついて立ち止まらないために、目の前のプレッシャーに負けないように、自分を奮い立たせるために、、、過食嘔吐を繰り返す日々でした。
そうすることで何とか毎日自分を保っていました。
前に住んでいたMargaretのように、私もまたこの家でおばあちゃんになって穏やかに幸せに最期をむかえるんだと決めたはずだったけど。
うつと診断された約1年後、スコットランドの小さな村での結婚生活にさようならをし、自分を生きるために再出発しました。
やっと過食嘔吐を止められたのは、それから5年後くらい。
それからさらに5年とちょっと経ちました。
苦しんでいる人の心が少しでも軽くなりますように。
今の私だから、、、つづってみます。
よろしくお願いします。