死ぬ事ばかり考えてしまうのはきっと生きる事に真面目すぎるから
ごめんなさい、もうダメ、もうあなたの居る場所に連れて行って、って考えてしまう最近のわたし…
Facebookで出会ったある人、
Twitterまで絡んで来た。
それは別に構わない…
ただ、あまりにも住む世界が違うので、その人のTwitteはしばらくミュートにしていた。
とにかく、発言が過激で、わたしがある有名YouTuberに好意的な発言をTwitteしたら、その人の悪口を書き込んで来た。
すみません、わたしのTwitter上の立ち位置もあるので、過激な発言は控えてもらえますか?
とDMしたら、ごめんね、嫉妬…あなたのことが好きなんだ、と…
その人、Facebookで、既婚者だと分かっていたので、速攻お断りしたのだが、
押しに弱いわたし、つい情に絆されてしまった。
それからメッセンジャーで毎日、愛しているの言葉の嵐。
好きになられる事に悪い気持ちはしないので、放置して置いたらヒートアップして来て、
妻と別れても一緒になりたいと言うので、本気かなぁと思いながら、ずっと様子を見ていた。
そして、わたしを好きなら離婚してからお付き合いするのが本当じゃ無いですか?
と、どストレートに発言してみた。
案の定、キミは好きだけど、伴侶とは別れられない…と。
分かっている。男が優柔不断な生き物である事くらい。
スッパリきっぱり諦めて、ブロック&削除すれば良い話。
だけど、ここ1か月の間、ほぼ毎日、恋愛めいたやり取りをするうちに、こちらも、しなくても良い期待をするようになった。
毎日、YouTubeのタロット動画を見て、お相手さんの気持ちとか占って喜んでいるわたしがいた。
そうこうしてるうちに、娘が職場でコロナ陽性患者と濃厚接触して、コロナに罹患してしまった。
無事、退院したのだが、その後、「コロナにかかって入院してるうちに、旦那が何もしてくれなくなって、愛情が冷めたから離婚したいけど、良い?」
と言う電話がかかって来た。
そうは言うものの、感情だけをわたしにぶつけているのだな、と感じたので、話だけを聴き、あとは放置して置いた。
その後、何の連絡も無いという事は、気持ちが冷静になった証拠だなぁと思って、矛先が収まる。
それを機に、わたしはわたしに感情をぶつけている、例の男性の事を考える。
絶対、別れるなんてあり得ないだろう。
夢を見るのはおよし。
そう言う自分の声が聞こえて来た。
わたしは、誰かの感情の吐口じゃない。
好き、愛してるとか言う甘い言葉と、男性の生理を一緒くたにしている相手の気持ちが、ここぞとばかりに透けて見えた。
分かってる。分かってるけど…
ずっと蓋を閉めて来た感情を掘り起こされて、呼び覚まされて、結局自分が一番大事な男のさがを、嫌と言うほど見せつけられて、かなりのショックを受けているわたしの気持ちがわかるだろうか?
わかる筈はない。
わからなくてもいい。気持ちが揺れて、寝倒して、疲れだけ蓄積して、本気で死にたくなった。
余計な期待は要らない。
わたしには、亡くなった人という最強の恋人がいる。
寂しい時は、彼が残してくれた、ラジオアプリのキャスト配信を聴いて、ひとりで眠る。
夢にさえ出て来てくれないけど、決してわたしを性欲の材料にせずに、わたしの幸せだけを思って、ポンコツな言動でわたしを困らせた、彼の存在は、まだまだ消えそうには無い。