スピリット(モダン)、2024お盆メモその3
1.モダンチャレンジへ
9/1に台風で大阪-東京に帰れなかったので、名古屋に一泊した時に暇だったのでモダンチャレンジに出場。
自分の中でモダンリーグは8月で一区切りつけて一旦やめとこう(実生活がおろそかになるので)と思っていたので、ラストに丁度いいかな~と。
今回も前のノートが復帰時に役に立ったので未来の自分用に記録をつけておく。
前回の話がコレ↓。
今のリストがコレ。
方針は今まで通りだが、変更点は、
この二枚がやはりキーなので、あれから減らしたり(例えば緻密がエルドラージに弱い等)、全く入れないデッキも試したが、
この人たちが上手く機能している時に勝つ事が分かってきたので、
これをフルの4枚づつにした。
緻密については例えば小粒のエネルギー相手に一見あんまり強くなさそうだが、
クレリック/オセロット→猛竜/アジャニと最大速度で動こうとする相手に対して後者に打つ事で、
1ターンしのぐだけのようだがその隙にスカイクレイブや青月マーフォーク、浄化者を置く時間が作れるので、重要。
迷っていた所はカード枚数を増やすカードで、
現状2枚づつ4枚。DoctorQuellerもアゾリウス時は全くカード枚数を増やすカードを取っていなかったので、そういうものも試してみるが、
そうなるとやはり上のピッチ2種が打ちづらくなり、この方針で行くならやはりカード枚数増やし枠は必要に思える。
後述の大群退治と相性は良さそうなので
この人を試してみたりもしたが、やはりエルドラージのAll in Dustや黒3マナ全体マイナス修正の前に何もしてくれないので、
それを防ぎきるよりは盤面崩れ後にどうにかしてくれるカードの方が今は良さそう。特に猫の方はしばしば、
猫を含む全除去打たれる→相手エンドにバイアルから生物→返しに猫オーラつけて殴る
という動きがなかなか良い。
また、サイドは
この三種類が鍵。エネルギーはこの三種でどうにか勝つプラン。
当然、エネルギーにはメインはかなり厳しいので、多少勝利確率が生まれるこの部分は結構気に入っている。
一時トロンに強いこれを結構気に入って回していたのだが、トロン以外ではあまり強くないので除外。
上記リストに近いリストで、
直近のリーグ成績が
4-1, 3-2, 2-3, 2-3, 4-1, 0-5(!?), 4-1, 1-4, 2-3
となんか変なのが混じっているが、確かこれは
恩義ある霊魂を使った、ピッチを抜いた変な構成にして全然ダメだったやつ。
ひどい回もあるけど、短期間に4-1を3回もできて嬉しかった。
合計で22-23とまあ負け越してるけど、楽しめているので満足。
本当は5-0したかったのだが…。
2. 結果
上記リストで、モダンチャレンジにGO。
R1 青黒〇×〇
R2 青黒〇〇
R3 マルドゥエネルギー××
R4 マルドゥエネルギー×〇×
R5 エルドラージ××
R6 ボロスエネルギー×〇〇
R7 ホロウワン×〇×
の3-4で37位!あと一勝で多分32位に入れたので悔しい!
R1,2の青黒は割合有利だと思うので、(多分、蛙に強い為。マークタイドと蛙両方鎖霊が効くのがポイント。)ラッキー。
しかしかなりピッチの応酬での複雑な試合になる。バイアルでかなり有利になるが、無い場合は鎖鳴らしをピッチを使ってでもどうにか通すのと、オークに合わせて鎖鳴らしを狙っていくのが良さそう。
R3のマルドゥはサイド後大群退治を2枚抱えて打つのを楽しみにしていたら
白3マナの恐らく天使?の、非クリーチャー呪文のコストが2高くなるやつを出され、ぴったり1マナ足りず大群退治が打てず負け。流石にこれはケアできない。(検索してもこのカードの名前が分からず。何だろう?)
R4のマルドゥは7戦で最も悔やまれる一戦。相手はなんてまぬけな対戦相手何だと思ったことだろう。
サイド後1ゲーム目は大群退治+浄化者+海の先駆けの三点セットで勝ち。
2ゲーム目は浄化者が着地して、相手は恐らくハンドがエネルギー関連で打てない状況。
この状況でなんとスカイクレイブで殴ってしまった…!通しなら打点は10点になるのと、ブロックされても「pushで浄化者が倒された場合崩壊するから、クレリック二体は処理しておきたい」と思ったのだと思う。
ところがなんと…この2体が墓地に行くことでフレージ脱出にぴったり枚数が足りてしまう事に。
勿論、キャプテンが倒され、その後はどうする事も出来ず負け。
pushケアするなら、キャプテンを持ったまま、放浪者で4マナ要求すればよく、相手はエネルギー周りのカードを持ってくる可能性(何種類あるのかカウントしとくべきかも。意外とクレリック、エネルギー稲妻、猛竜のみ?)があり、思考囲い、稲妻あたりは引かれても問題ないので3点クロックは心もとないが我慢すべきだったかも。
ただし、相手がフレージ脱出狙いで墓地送り目的で4点クロックをかけてくる場合もあって、その場合もうpushは無視して隊長からの2+4の6点→次ターン以後2+3+2の7点
これが一番勝率は高かった可能性がある。
仮に相手のハンドがエネルギー稲妻×2の場合、どのみち次のターン脱出なのでこの場合どうなんだろ。
キャプテンで呪禁付与、次ターン何も引けなければ、キャプテン破壊3点回復…で、どのみち負けか。
ちなみに実はこの画面の前のターンではハンドは幻影の像で、出さずターンを返したら思考囲いで取られたという流れだった。
その時点ではフレージは認識していて、最悪脱出してきても、像=スカイクレイブで取ろう(またはアジャニでも)とか考えていたけど、今考えたら脱出されたらスカイクレイブ破壊されるから至高の幻影コピーでも良かったかもなあ…勿論次のドローがキャプテンかは分かってなかったけど、結果から言えば
5点→キャプテンから9点で残3点、だったわけで。
その次のターンフレージ脱出してキャプテン破壊されて3点ゲインされても足りたのか。
うーん難しい。
R5のトロンはもうどうしようもなかった。2戦目は展開後FoNや幻影の像で相手の難題をコピーしてAll in Dustを2枚抜くも、3枚目のAll in Dustを引かれて全滅。
R6のマルドゥは3点セットがきれいに2回決まって勝ち。
これこそまさにsubtletyで遅延してから大群退治→浄化者とマーフォーク置いて勝つパターンだったはず。
R7のホロウワンは訳が分からないうちにホロウワンと黒いタルモ並んで負け×2。ゴブリンの知識が酷すぎる!!なんだあのカード。
3.次やったときの自分へのメモ
3-4で終わってしまったがなかなか面白かった。
流石に9月に入ったら実生活に重きを置いて、なんか新エキスパンションで追加カードあったりしたらやる感じに戻ろうと思う。本当はもっとやりたいところだけど…。
次にやったときの自分へのメモ
・とにかく鎖鳴らし呪禁を成功させるように動くとうまくいくことが多い→一番ダメなのが、マナカーブ順に置いていくプレイ。何なら相手デッキによっては1ターン目に放浪者置かない。ここのところがクロパ戦略だった以前のスピリットと違うところで、今回久々のプレーで一番感覚を取り戻すのに苦労したところなので強調しておく。何となくだけどDoctorQuellerもそうやってやって勝ってたんじゃないだろうかと思っている。
・subtletyは強い。リソース回復手段に乏しいので、4枚は一見無謀に見えるが、スピリットデッキにおいて1ターンの遅延がかなり重要。例えば、1回オーク着地をキャンセルすれば、次から他のカードで守れる、みたいな事多し。また、猫との相性も良し。
・環境に全体破壊でない全除去が多めなので無私の霊魂は微妙→代わりに猫+陽光者で復活させるプランの方が良い。
・諜報土地が強い。これがあるのでほぼフェッチ+バイアルのみ、みたいなハンドでもキープかもしれない。
・海の先駆け(青い血染めの月のマーフォーク)はこのデッキの新しい勝ち筋なので、メタによってはメインに入れるのもありだと思う。特に諜報土地が強いので皆基本土地より優先して諜報してくるのもあって、刺さる事多し。
こんな感じだろうか。なかなか面白い半月だった。
またいつか紙でやりたい…!