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木の島 ― マデイラ島

こんにちは。

マデイラ島について書きたいと思います。

マデイラ諸島は、マデイラ島、ポルト・サント島、デゼルタス諸島、セルヴァ―ジェンス諸島の4つの島々です。
住民が住むのは、マデイラ島、ポルト・サント島の2つで、あとの2つは、無人です。
首都はマデイラ島のフンシャル、島全体の人口289,000人の内、140,000人がフンシャルに住んでいるそうです。
僕たちの住まいもフンシャルにあります。

ポルトガルの首都リスボンから南西に約1000㎞、アフリカ大陸のモロッコから西に約650㎞の場所にあるマデイラ島は奄美大島と同じくらいの大きさで、気温が年間平均22℃、いちばん寒くなる1月~2月でも10℃を下回ることがありません。
自然が豊で、カラフルな花があちこちで咲いています。
寒いのが苦手な僕にはとても過ごしやすい所です。
島には1800mの山があり、冬になると少しですが、雪が積もることもあるそうです。

4つの島は玄武岩(溶岩)からなる火山群島で、海岸沿いには黒くてごつごつの岩で囲まれた、天然のプールなんかもあります。

玄武岩といえば、去年、ある無名ロシア人によるドキュメンタリー「この地球に山や森は存在しない」という動画をみて、玄武岩が見たくなり、兵庫県豊岡市にある玄武洞公園に行ったことを思い出しました。

作者によると、太古の昔、地球にはたくさんの巨木が存在し、映画「アバター」のような世界だったそうです。
巨木があった痕跡が現在も世界中に残っており、アメリカにあるデビルスマウンテンや、オーストラリアにあるエアーズロックなどが、巨木の切り株だというのです。

切り株の特徴は、柱状節理といわれる六角形の柱が上に伸びた集まりで、日本にも数ヶ所このような場所があり、そのうちの一つが玄武洞でした。

※玄武洞公園

この話が本当なのか、そうでないかは別として、そんなに大きな木や、森があった地球を想像すると、とても夢のある話だなと思いました。

マデイラ諸島は玄武洞と同じ玄武岩からなる島。
そして、Madeira Islandを日本語に訳すと、「木の島」でした。

もしかしたら昔、この島にも巨木があって、今よりも大きな自然が広がっていたのかと想像すると、おもしろいなと思いました🌳





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