いつもお読みいただきありがとうございます。
本日は、第33回鷹山公シンポジウム「改めて伊東忠太の世界を探るー忠太没後70年にあたってー」に参加させていただきました。主催は、上杉鷹山公と郷土の先人を顕彰する会(略称 先人顕彰会)です。主な活動は、年に1回の講演会・シンポジウムと、我妻栄記念館で隔月1回実施される勉強会「火種塾」です。私も火種塾には会員として参加させていただいております。
今日は、年に1回の講演会・シンポジウムでした。テーマは、建築家・伊東忠太博士の功績を改めて振り返るものです。改めて、伊東忠太博士は魅力的です。どれもが一流で、どれもが摩訶不思議で、どれもに人間味が感じられるのです。ユーモアに溢れています。是非今後もより多くの米沢市民の皆様に伊東忠太博士を知っていただきたいと心より願います。
現在、米沢では、伊東忠太の会の皆様を中心に、伊東忠太博士に関する資料収集や情報交換、機関誌の発行ほか、セミナーや現地見学会などを通じて、伊東忠太博士の魅力を楽しく語り合い、全国に発進する活動を展開しています。私も会員です。
また、現在では、日本建築学会のデジタルアーカイブスで、伊東忠太博士の貴重な資料が公開されています(これは、すごい!)。
青空文庫・伊東忠太でも、公開中の作品を読むことができます。
さらに、本日のシンポジウムで基調講演をなされた東北芸術工科大学教授の志村直愛先生がお配りになった「伊東忠太建築 訪問ガイド」を以下に転記させていただきますので、米沢市民の皆様には、お役立ていただければと存じます(これも、すごい!)。
日本各地に、伊東忠太博士の建築があります。その仕事は偉業そのものです。郷土に生きる私たちは、過去を振り返り、現在を良く生きることで、未来をつくる努力をしなければなりません。持続可能な社会への可能性は、自然環境だけでなく、歴史や文化、精神や風土への等しい配慮も同じように重要です。
この度も最後までお読みいただきありがとうございます。
かわら版No.62