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かわら版No.80 地域経済を取り戻す!

いつもお読みいただきありがとうございます。令和6年も残すところあと1日となりました。皆様にとってどのような年であったでしょうか。

やはり、地場スーパーのキムラの事業停止は考えるものがあります。“地元の食”の重要部が一挙に吹き飛んだ印象です。厳しい現実です。

この点、米沢市は、ドラックストア26店舗・人口約77,000人に対して相当過剰な状況です。行政は、商業環境形成に関して無策でした。資本主義経済であるから仕方ない、本当にそうでしょうか、本当はどこかで大丈夫だと思いつつ、行政は民間の問題として、誰もが見て見ぬふりをしてきたのではないしょうか。地域から食と職の経済を見直す必要があるはずです。

また、近年「民間行政」という言葉を頻繁に耳にするようなりました。この「民間行政」とは、この言葉は、「民間/行政」という既存の区分にとらわれず、民間プレイヤーが地域を活性化するために力を発揮することです。従来の境界線を越えて、ひとつの役割にしばられるのではなく、地域のためなら動くよという新しい気風が求められます。「これは行政の仕事、それは民間の仕事」、このようなセクショナリズムを越えなければなりません。

今年は、米沢市議会・一般質問において、私は、3月定例会のふるさと納税6月定例会のドラッグストアチェーン9月定例会の栗子山風力発電12月定例会のまちの高付加価値化、について質疑をさせていただきました。米沢市にとってどれも重要な市政課題です。米沢市の個性を守り、地域経済を取り戻し、地域社会の魅力を高めなければなりません。

来年の米沢市議会議員としての私のキーワードは、「リ・ローカリゼーション(地域回帰)」(Re+Localization)です。米沢を愛する市民の皆様と共に、地域に存在する地元事業者様をはじめ、地域にとって不可欠なものを守り、取り戻す取組と政策を提言して参ります。

そして、米沢を「自然豊かなまち」「歴史と伝統文化のまち」「米沢牛など食のまち」などに加え、もっと具体的な魅力と、例えば、「進んだライフスタイルのまち」「すこし変わった人たちがいきいきと暮らすまち」「面白い人に出会えるまち」などのイメージを有するまちに、雪のイメージを含めて刷新していくことが大切だと思っています。

今年も、米沢市議会議員・佐野洋平の活動を見守り、支持し、ご支援いただいたすべての方々、米沢市民の皆様に深く感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。良いお年をお迎えください。そして来る年が皆様にとって福多き年となりますようご祈念申しげます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【さのようへい/佐野洋平 「かわら版」 米沢市議会議員活動報告】
 令和6年の「かわら版」は、「かわら版No.29 令和6年・コミュニティ 
 の力をつける」から「かわら版No.80 地域経済を取り戻す!」でした。
 ご覧いただきありがとうございました。

【令和6年 米沢市議会・一般質問 佐野洋平】
 〇 令和6年3月1日米沢市議会一般質問佐野洋平議員
 ・ 令和6年度ふるさと応援寄附金制度推進事業について

 〇 令和6年6月6日米沢市議会一般質問佐野洋平議員
 ・ 本市におけるドラッグストアチェーンの増加について

 〇 令和6年9月5日米沢市議会一般質問佐野洋平議員
 ・ 栗子山風力発電事業について 

 〇 令和6年12月9日米沢市議会一般質問佐野洋平議員
 ・ まちの個性を高めるためのまちづくりに向けて、米沢市は、没個性化
   する中で、高付加価値化することは可能か

かわら版No.80

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