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かわら版No.57 コミュニティセンターの使用料減免基準等の見直しについて

いつもお読みいただきありがとうございます。

現在、米沢市では、コミュニティセンターの使用料減免基準等の見直しについて、各コミセンで市民との意見交換会を開催し、具体的な見直し案について検討を進めています。この内容は、議会に、令和6年5月20日の総務文教常任委員会協議会、5月24日の市政協議会に、提案・報告があったものです。

コミュニティセンターの使用料減免基準等の見直しについて、市が検討している内容は、以下の通りです。

【趣旨・目的】
施設の維持管理費が年々高騰していく中で、持続可能な運営のため、受益者負担の観点から使用料の減免の基準について見直しを検討しています。

【見直し案】
現在、使用料の全額減免となっている個人目的充足型団体※について、全額免除を廃止し、一律、半額免除に統一するものです。
※個人目的充足型団体とは、趣味や教養を高めることを主な目的とした団体。例)趣味の愛好会、サークル(卓球、吹矢、体操、囲碁、合唱、手芸、調理、俳句、書道等)

令和6年5月20日の総務文教常任委員会協議会資料ほか

令和5年度の減免許可団体は、全体で610団体、うち個人目的充足型団体は、224団体で、全額減免は162団体・半額減免※は62団体とのことです。

※半額減免の要件
①指導者に講師謝礼等を指導の対価として支出している場合
②直近の決算で繰越金額が会費収入額の50%以上の場合
③会費以外の収入額(助成金、広告料、出演謝礼等)が会費収入額の50%以上の場合

令和6年5月20日の総務文教常任委員会協議会資料ほか

このように、現在、個人目的充足型団体には、全額減免となっている団体と半額減免となっている団体があり、市としては、支援の必要性と公平性を調整・確保しようと考えているようです。以下、現在予定されている意見交換会の開催日です。

【意見交換会の開催日 】
〇西部コミュニティセンター (実施済み)
7月18日(木)18 時30分~ 大会議室(定員:約100名)
〇中部コミュニティセンター
7月24日(水)18時30分~ 多目的ホール(定員:約100名)
〇東部コミュニティセンター
7月25日(木)18時30分~ 大ホール(定員:約100名)
〇南部コミュニティセンター
7月30日(火)18時30分~ 多目的ホール(定員:約100名)

米沢市から個人目的充足型団体各位への令和6年7月2日通知資料ほか

米沢市民の皆様、各地区のコミュニティーセンターを使用する多くの方々にとって、使用料の減免基準に関するとても大切な内容です。全額減免となっている団体の皆様にとっては、使用料の負担額が増加する見直し内容です。また、高齢者や子供たちなどの非生産年齢層(お働きになっていない年齢層)には、負担が大きくお感じになる方もいるでしょう。私、佐野にも複数の方々から、この件についてお問い合わせをいただいております。何卒、上記の意見交換会にご出席のうえ、米沢市の担当部局と忌憚のない意見のやり取りをお願いしたいと思います。なお、この他、市では、10~11月頃には各コミュニティセンターにて説明会を開催予定とのことです。

コミュニティセンターは、現在、全世代にわたる地区のコミュニティとして、重要な社会維持機能を担う地域に欠かせない施設です。米沢市には、この重要性を十分に認識して、米沢市民の皆様へ丁寧な説明と対応をお願いしたいと思います。私、佐野も、議員として注視しながら推移を見守りたいと思いますし、市民の皆様の声に耳を傾けて参ります。

この度も最後までお読みいただきありがとうございます。

かわら版No.57



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