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かわら版No.23 投票に行こう!!

いつもお読みいただきありがとうございます。

米沢市長選挙は最終日をむかえ、本日は投票日です。一人でも多くの市民の皆さんに投票に行ってほしいと心から思います。なぜなら、米沢市市長立候補者がこれからの市政運営のために示した政策の実行ボタンを押せるのは有権者である米沢市民だけであること、そしてなにより、誰を選ぶかこそが最大の政策決定であるということ、これを主権者である米沢市民は理解しなくてはなりません。

誰を選ぶかこそが最大の政策決定です。

超高齢化社会はしばらく続きますが、次の時代に向けた政策を打っていく必要があります。“魅力あるまち” “ワクワクするまち” “若者が帰ってこれるまち” これを誰がタクトを振り指揮するかが重要です。

本日、人文地理学会@東京・法政大学 があり、その中の研究発表で地元定住者とUターン帰県者の学歴・所得・帰属意識についてのデータによる傾向分析がありました。ですが、データによる傾向分析では、本当に大切なものを見逃している気がします。他の研究発表では、現代の韓国社会では若者は競争社会を生き続けるために海外を目指すそうです。韓国では国内よりも欧米、日本など海外で学んだり働くことが  “とりあえず”  価値が高いそうです。とりあえずスキルを磨き上(うえ)を目指す、こうした意識を韓国の最近の若者言葉で“K遺伝子”というそうです。競争心をなくした今日の日本ではこの韓国の若者のマインドセットは見習わなければならない点でもあると思います、が、これも本当に大切なものを見逃している気がします。

学歴も、所得も、他者承認も、自己実現ももちろん大事です。きれいごとでは生きてはいけません。ですがだからと言ってひとはこれだけでは幸せになることはありません。ひとが究極的に信仰や芸術や哲学を必要とするのは、自分の外にあるものさしでは生きれないことを意味します。ひとは心を燃やす必要があります(これをフロイトは“死の欲動”と表現しました)。ひとは自ら幸せにならなければならない存在であり、また他のひとや社会の幸福を追求しなければ幸せになれないのです。ゲーテは文学作品のファウストでこれを表現しました。

ひとは自ら幸せにならなければならない存在であり、また他のひとや社会の幸福を追求しなければ幸せになれない存在です。

これからの米沢が魅力あるまちとして、世界から憧れられるまちとして、誰にでもやさしい、幸福度のあるまちとして、私は生まれ変わることを望みます。そんなまちであるからこそひとが集まってくるにちがいありません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

かわら版No.23




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