ツクヨミ ケイコ

SOMOSOMOというグループで歌ったり踊ったり作詞をしたりしています

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楽しみ方の多様性、について

2021年12月3日から ずっとわたしのnoteの下書きに入っていた記事を引っ張り出してきました。いちど抱いた気持ちを忘れないために 思い出せるように、下書きに遺しておく癖をつけておいてよかった。タイトルはそのまま、変わったり変わらなかったりしてきた環境や思いや考えを 嘘偽りなくできるだけ素直に、言葉にします。 いつか言葉にしようと思ってはいたものの、そのタイミングを ずっと伺っていたことについて。 先日話題になっていて 引用させていただいたこの言葉は きっとご本人の想像を

    • がんばりかたを まちがえない

      • 生きてきたこと、意味はあったんだな

        中学校1年生の夏休み明け、クラスでも所属していた吹奏楽部でも わたしと口を聞いてくれるひとがいなくなった。 きっかけはほんとうに些細な いま思えばしょうもない理由で ただ当時の女子中学生たちにとっては大問題で、クラスメイトであり部活仲間の目立っていた女の子たちに目をつけられた、というだけの話なのだけれど。 そのころの救いは、音楽とインターネットだった。 毎日息を殺して教室と音楽室で生きて、ハブられてますなんて親にも誰にも言えないプライドの高い女子中学生だったわたしは 学校

        • 夢を夢で終わらせないということ

          叶わなかった夢の数の方が多かった。 夢は叶う、努力は必ず報われる、越えられない壁は無い、みたいな 何も知らなかった頃に言えた言葉はもう とっくのとうに言えなくなった。 それはただただ絶望しているわけではなくて、売れ残ったチケットの枚数や チケットが売れても会場に来てくれなかった人の数や あのグループは呼ばれたのにわたしたちは呼ばれなかったライブ、みたいな そういう明確なものを、この目で見てきたから。 痛みを 辛さを 悔しさを やるせなさを、思い知れば知るほど、安易に夢を

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          たとえばものすごく辛いとき 悲しいとき なにもかもぜんぶをやめてしまいたいとき 身も心もあるべきほうへ ほんとうに行きたいほうへ 導いてくれるような存在がわたしたちには必要で 大切なのだなと、そしてそれがもしあるのなら それほどありがたいことは無いのだなと、思ったり、しました。

          たとえばものすごく辛いとき 悲しいとき なにもかもぜんぶをやめてしまいたいとき 身も心もあるべきほうへ ほんとうに行きたいほうへ 導いてくれるような存在がわたしたちには必要で 大切なのだなと、そしてそれがもしあるのなら それほどありがたいことは無いのだなと、思ったり、しました。

          あたらしいものより むかし好きになったものに縋っていたくなるのは、万人受けするものより アンダーグラウンドなものを手に取りたくなるのは、悪いことだろうか、ただの自己陶酔だろうか、 忘れてはいけないものを 思い出させてくれる歌 https://youtu.be/JBhhi3XlP0A?si=fCgzddcgbWTx9aNO

          あたらしいものより むかし好きになったものに縋っていたくなるのは、万人受けするものより アンダーグラウンドなものを手に取りたくなるのは、悪いことだろうか、ただの自己陶酔だろうか、 忘れてはいけないものを 思い出させてくれる歌 https://youtu.be/JBhhi3XlP0A?si=fCgzddcgbWTx9aNO

          「絶対」も「ずっと」も、ありえないけど、それでも

          フジファブリックが活動休止をするらしい。 姉の好きなバンドだった。というか、姉の彼氏が好きなバンドだった。要するに、姉は彼氏の好きな音楽を好きになったのだった。わたしとフジファブリックは、それだけの関係性だった。 それでもいつの間にかわたしは、Spotifyでダウンロードして聴き、街中やライブハウスのBGMで流れているのを見つけると嬉しくなって口ずさむようになり、今夜 活動休止の発表を見て家でひとり、泣いてしまったりした。 わたしは知らなかったけれど、フジファブリックは自分た

          「絶対」も「ずっと」も、ありえないけど、それでも

          百聞は一見に如かずと言えどその一見に辿り着かせるまでが至難の業でして。

          ここ1ヶ月くらい、ひとりでも多くの人がライブに会いに来たくなるような言葉を書こうと、下書きを書いては消してを繰り返して結局前日です。情けないなあ。 日付が変わって、きょうは名古屋に行きます。 夏が近付くと特に、有名なアーティスト様たちの野外フェスでのライブ写真がタイムラインに流れてきて、じぶんのちっぽけさに直面します。 でもそれと同時に、いまわたしたちがライブをしますと言って会いに来てくれる人たちに、タイムラインに流れてくるあの景色をもし見せることができたのなら、きっとみ

          百聞は一見に如かずと言えどその一見に辿り着かせるまでが至難の業でして。

          うまくいかないことが両手で抱え切れないくらいある。でもわたしにはこの音楽があるから、まだもうすこし大丈夫だと、昨晩疲れ果てて立てなくなってしまったときに、ふと思いました。誰かにとってもそうであればいいのに、とも思いました。聴いてね。 https://open.spotify.com/album/6GnW2LZZMA423djxneubHZ?si=rVy-LorhQRqVjAPB-MttJg

          うまくいかないことが両手で抱え切れないくらいある。でもわたしにはこの音楽があるから、まだもうすこし大丈夫だと、昨晩疲れ果てて立てなくなってしまったときに、ふと思いました。誰かにとってもそうであればいいのに、とも思いました。聴いてね。 https://open.spotify.com/album/6GnW2LZZMA423djxneubHZ?si=rVy-LorhQRqVjAPB-MttJg

          まだまだ夢で、終わらんよっ

          それまで好きだったアイドル文化から 邦ロックに嗜好が変わりゆくころ、親友に言われた「けいこと並んで歩きたくない、比べられるから」を皮切りに、わたしはめっきりアイドルや女の子のカルチャーから離れてしまった。 かわいいなんてしょうもない!アイドルなんて!自分で作詞作曲をするわけでもないのに。ただかわいいだけがなんだ。かわいくて何になる! 学校の女子トイレの水道、鏡の前を占領して校則違反の化粧をしている女子に心のなかで舌打ちをして、ゴミ箱からこぼれ落ちたアイシャドウチップを踏み

          まだまだ夢で、終わらんよっ

          大好きなバンドのメンバーが、「未だにどんな演出よりもボーカルの歌に感動する」というような発言をしていたことを、最近よく思い出す。比べるようなものでは無いのかもしれないけれど、未だにわたしは、わたしが書いてきたどんな言葉よりも、ライブ中のメンバーに感動する。

          大好きなバンドのメンバーが、「未だにどんな演出よりもボーカルの歌に感動する」というような発言をしていたことを、最近よく思い出す。比べるようなものでは無いのかもしれないけれど、未だにわたしは、わたしが書いてきたどんな言葉よりも、ライブ中のメンバーに感動する。

          1年

          4人のメンバーとプロデューサーだけで事務所を独立してゼロどころかマイナスからのスタート地点に立ったとき、なんとかSOMOSOMOというグループを売れさせなくてはいけない、新しい力を加えよう、と新メンバーを入れることになった時のこと。 過去のnoteを見れば分かることも多いから、ここでまた繰り返し事細かに書くことはしないけれど、約1年前までに紆余曲折を経たわたしたちは完全に疲れ切ってしまっていた。 それでも、疲れ切って働かなくなった脳みそですらも、『SOMOSOMOをこのメン

          in/output

          ルームシューズが汚れていた。 約一年半前に一人暮らしを始めたとき、お気に入りのブランドで買ったルームシューズを愛用している。本体はグレーで、甲に大きな白いリボンが着いている。 同じようなデザインのものを探そうと思えば、もしかしたら見つかるかもしれないのだけれど、『あのかわいいお気に入りのブランドで買った』という事実そのものが相まって、より一層愛おしく感じられる。わたしが何か物を手にするとき、そうやって物を愛せる理由がひとつでも多い方を選ぶ。 朝起きてベッドから出た瞬間から

          心がぽきぽきと折れてしまったわたしのこと、面倒臭いとか思わずに、見捨てないで優しくしてくれた人のこと、ずっと大事にしなくては、というか、大事にしたいなと、大事だなと思った。悲しい経験をすること、悲しいけれど、得られるものがあまりにも多すぎる。

          心がぽきぽきと折れてしまったわたしのこと、面倒臭いとか思わずに、見捨てないで優しくしてくれた人のこと、ずっと大事にしなくては、というか、大事にしたいなと、大事だなと思った。悲しい経験をすること、悲しいけれど、得られるものがあまりにも多すぎる。

          noteを書かなきゃな、書きたいな、と思って、1ヶ月以上経っちゃった、わたしってこんなふうになっちゃうこと、あるんだなあ https://youtu.be/8bZlVk5f3QQ?si=i8bdVczf8Itwo9MW

          noteを書かなきゃな、書きたいな、と思って、1ヶ月以上経っちゃった、わたしってこんなふうになっちゃうこと、あるんだなあ https://youtu.be/8bZlVk5f3QQ?si=i8bdVczf8Itwo9MW

          活動再開から1年。マイナスからの再スタート、なめんな!

          わたしたちSOMOSOMOは、先日12月25日に無事、活動再開から1年を迎えました。 アイドルになること、アイドルでいること、デビュー1周年、2周年、3周年、4周年を迎えられたこと、当たり前にそのどれもが大切な節目なのだけれど、『活動再開から1年』なんてものは特になかなか経験できるものではないような気がして、残しておかなくてはと思いました。 ここから先は、わたし自身わたしたち自身が忘れないための備忘録であり、SOMOSOMOというグループをまたひとつ愛してもらえる理由であれ

          活動再開から1年。マイナスからの再スタート、なめんな!