あなたのままで
もしもあなたが悲しくて
世の中を拗ねたかったとしたら
もちろんあなたには
そうする自由があるし
それに浸っていても
いいんだけれど
悲しみを胸に感じながらも
グッと足を踏ん張って
あなたが今与えられているものに
感謝をしてみてはどうかしら?
あなたが悲しい時
あなたは欠乏に目を向けている
あなたが傷ついた
を選ぶ時
あなたは今ここにある愛を
忘れている
勘違いしないで欲しいんだ
悲しんでもいいんだよ
自分を哀れみ
泣きたいだけ泣いたらいい
でももしも違う選択を
試したいのなら
今ここに「ある」ものに
目を向けてみて
確かにあの人はあなたを
拒絶したかも知れない
(拒絶していないかも知れないが)
確かにあなたは
貴重な機会を逃したかも
知れない
でもそれって本当?
見方を変えれば
ただあなたの期待に沿わない
動きがあっただけ
それだけ
で、あなたが
たった今持っているものは何?
たった今あなたは
どんなものを受け取ってる?
それから
あなた自身の中にこそある
美しさを感じて
今度は目を開いて
外の美しさを眺めて
悲しかった時と
同じように
涙は溢れ続けるね
でもあなたはもう
悲しくない
ただただ
この世の美しさにひれ伏し
感謝しているだけ
命の意味なんて
わからない
人は来ては去る
多分私も
でもこの美しさは
瞬間でありながら
永遠に続くのだ
ないものを嘆く
ドラマを手放し
今ここのアートに
目覚めよ
その肩を
落として涙目の
あなたのままで
飾らない
無防備な心のままで
愛のままで