諦めの悪さを活かして「複雑な最短ルート」を見つける
こんにちは、Nariです。
とうとう梅雨にはいりました・・そして明けたら夏。
私の苦手な季節です。ジトジトベタベタ・・・最悪です。今年もできる限り家の中に篭りたいと思います。
でもそんな私も、実はジトジトベタベタしていて、諦めが悪い性格です。
カラッとしていない性格、まるで日本の夏のようです。(どんな導入)
今日は、自分の諦めの悪さについて少し書いてみようと思います。
前回の記事で、「悪気センサーが自分に備わっていることを気に入っている」と書いたのですが、実はもう一つ自分の気に入っているところがあります。
それが、「諦めの悪さ、執着する」という特性です。
母に言われて気づいたのですが、私は諦めがだいぶ悪い方のようです。身近なことで言うと、早起きや筋トレの継続に何度失敗しても、挑戦し続けます。
挑戦 → 失敗 → 諦め → 忘れた頃に懲りずにまた挑戦 → 失敗 → 諦め →懲りずにまた・・・
の繰り返しで、定期的に早起きや筋トレを挑戦し始める私をみて、母はいつも笑っています。「またやってるの」とからかってきます。
私はプランニングシートなどを作って、何度でも大真面目に、そして大々的に、再挑戦を試みるので、からかわれるとちょっと恥ずかしいのですが、なぜからかわれるのだろうと考えてみた時に、小さな気づきがありました。
私の周りの人の多くは割と、一度挑戦し、失敗して諦めたら、再度時間をおいて挑戦する、ということはないようなのです。
早起きに関して言えば、「早く起きられないのは、自分が夜型の人間だからだ」と結論づけることで、方向転換を柔軟にしているらしいのです。
筋トレに関しても「自分は筋肉がつきにくい体質なんだ」と結論づけて、諦めているらしいのです。
かくいう私は・・・なかなか結論づけない。
何度でも、初めてのような気持ちで挑戦します。
これは確かに側から見たら結構笑えるかも・・と思いました。
人を笑わせられるという理由も含めて、私は自分のこの「諦めが悪い」という特性を気に入っています。
なぜなら、再挑戦を試みない人と再挑戦ばかりする自分を比べた時、現状の結果では一緒かもしれないけれど、長期的にみたら何か差が生まれるのでは?と期待しているからです。
私は、なぜか常に「まだ結果がでていないだけ」というスタンスで生きています。
根拠は何もありませんが、まだハマれていないだけ、と泥臭く試行錯誤し続けることで、結果に近づける、ということがある気がするのです。
SEKAI NO OWARIさんの「バタフライエフェクト」という曲の中に、
という歌詞があるのですが、私はこの歌詞がどうしようもなく好きで、特に「複雑な最短ルート」という言葉に胸打たれます。
自分には向いてないように見えることを、諦めきれず、何度も挑戦するということは、一見最短ルートに見えないし、不器用なやり方に見えます。
でも実は、これこそ最短ルートかもしれないよ・・?とひっそりたくらんでいたりします。
すぐに自分のことを結論づけない。不安定な状態の中でも、時にせっせと、時にゆらゆらと泳ぎ続けてみる。不安定な状態を気にしないということ。
私には、正統な最短ルートを見つけ、いの一番に走り出す度胸も競争心もありませんが、複雑な最短ルートの上でなら自分のペースで走れるような気がします。
諦め悪く、ジトジトしていることを誇りに、今後も生きていきたいと思います。
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