《 some ori 通信 》36通目のメルマガ【八重桜号】
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《 some ori 通信 》36通目のメルマガ【八重桜号】(2019/4/20)
染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。36通目のメルマガ【八重桜号】をお届けいたします。
おはようございます。
近所の大きな八重桜が満開です。
この八重桜、古いお宅のすてきなお庭の主だったのですが、去年、このお宅、取り壊されました。
解体工事を垣間見ながら、この木も切られちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしてましたが、残していただけました。
今年は更地で、少々寂しげに、しかしのびのびと咲いています。
あたたかい土曜日、メルマガ、ゆるりとお付き合いください。
《 目次 》
1. 腕
2. きものの精霊
3. 鞄
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1. 腕
先日、きもののお手入れなどなさってる「おたすけくらぶ」さんが主催するパーティーに行ってきました。きもの好きの方や、きもの関係の仕事をされている方が、総勢80名もいらして、たいへん楽しい会でした。
こういうお集まりに参加すると、普段は会えない方々に会えて、お話できることがいいですね。
和裁士のマイスターでいらっしゃる草川幸郎先生と同席することができました。(たいへんダンディな方でした)
そのとき、お話してくださったとても印象的なことがあります。
「腕の良し悪しは、同業者には一目瞭然だ。」
同業の人が見れば、例えば、称号を得たとか、受賞したとか、メディアに出たとか、そういう付随的なことは関係なくて、仕事そのもの、ズバリでいいか悪いか、一目でわかると。
なるほど。おっしゃる通りです。
仕事を続けるのに、受賞とかメディアとか、大きな武器になります。しかし、同業者の「あいつ、なかなかやるな」は、何よりの賛辞かもしれません。
同業者に心からの賛辞とエールを送り、また送ってもらえるような、そういう関係になりたいし、そういう仕事をしたいと思っています。
2. きものの精霊
そのパーティーの後、知人の個展を見に行って、たまたま居合わせたすてきなきもの姿の方と、話がはずみました。
この方も、たいへん印象的なことを話してくださいました。
「着たくても着られないきものってあるのよ。沖縄のものは思いが重くて若い時は着られなかった。受け止めきれなかったのね。いまやっと着られるようになった」と。
「やはりきものは日本人のスピリッツね」と。
その方の着姿は、それはそれは美しく、凛として、人ときものがピタッと同化してました。きものの精霊に出会ってしまった!
確かに、着るのに力がいる、力のあるきもの、あると思います。
どこまでも深い、きものの世界にいざなっていただきました。おぼれそうです。
3. 鞄
服飾作家の善林英恵さんとコラボで作っております鞄、新作ができました。
ふだんにのおしゃれにバリバリ使っていただきたい、使い勝手のいいタイプです。
ブログに掲載してますので、ぜひご覧ください。
https://www.someoriyoshida.com/6970
ちなみに、お値段は、64,800円(税込)です。
もしも気になる方、サイトからでも、このメールに返信する形でも、お気軽にご連絡くださいね。詳しく説明いたします。
善林さんとのコラボは、オリジナル制作のほか、完全注文制作ONLY ONLY もうけたまわっております。あなたの好みと用途でお作りしますよ。
こちらもお気軽にお問い合わせくださいね。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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