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《 some ori 通信 》24通目のメルマガ【松本号】

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《 some ori 通信 》24通目のメルマガ【松本号】(2018/10/9)

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。24通目のメルマガをお届けいたします。

おはようございます。

3連休、いかがお過ごしでしたか?

私は、連休とは関係ないのですが、その前日に、信州松本へ出かけてきました。

この夏は暑すぎてどこにも行かず閉じこもっていたので、ものすごく久しぶりの遠出で、リフレッシュできました。

日常を離れるって、たまには必要ですね。今日のメルマガはその日のことを書いています。

よかったら、お付き合いください。

 《 目次 》

  1. 本郷孝文先生

  2. 見ていただく

  3. 手織物の織物組織図ノート

  4. 節約旅事情

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1. 本郷孝文先生

松本へ出かけた目的は、染織家の本郷孝文先生をお訪ねすることでした。

着物や染織に興味がある方なら、本郷先生のお名前、ご存知のことと思います。この世界の第一人者のお一人です。私はこれまでお会いする機会はなかったのですが、織られたお着物を拝見することは幾度もありまして、すごすぎて目が点になってました。植物染織で鮮やかな澄んだ色を染め、組織織りで存在感がありかつ滑らかな作品を作られる方です。

今回は、先生とお会いでき、お話しできて、本当によかったです。

ネットを介してとかじゃなくて、実際にお会いできたということ、それも先生のお作品がまさに生まれている現場でお話しできたことがよかったです。

(それをメールマガジンでいうのもなんですが、、、。いつかあなたさまともお会いしましょう!)

お仕事場は広くて清々しくて、道具類は使い込まれていて、長い経験の蓄積で吟味され、ああ、ここであの美しい織物たちが生まれたんだなあと思いました。

素朴な仕事場だとも思いました。特別なものは何もないのです。昔からの染織の仕事を、ご自分なりに研鑽を積まれ、続けてこられたのだと思いました。特別な仕掛けがあるわけではないのに、作られるものは、本当に特別なものになる。それが、手仕事の魅力だし、行き着いている人にだけができることだと思いました。

ブログに書いてますので、よかったらそちらもお読みくださいね。写真も載せてます。

https://www.someoriyoshida.com/blog


2. 見ていただく

私が織ったものを持って行って、それを先生に見ていただけたのも、本当にありがたかったです。

自分としてはできることはとにかくやって、もう一歩先に進むにはどうしたらいいのだろうかと悩んでいましたので。

私の着物地や帯地を見て、先生はいいところも見つけてくださいましたが、改善点もいくつか教えてくださいました。

これは、本当に本当に本当にありがたいご指摘でした。なかなか言ってもらえないのです。目が開きました。

ふっと、思いましたが、この度、初対面の先生とお話が弾んだことも、とてもうれしかったことでした。

もちろん、対等にできたわけではありません。先生が私のレベルまで降りてきてくれたから話せたのです。

それでも、会話のキャッチボールができたので、私、少々成長したんじゃね?とうぬぼれました。笑


3. 手織物の織物組織図ノート

ブログにも書きましが、先生がお作りになった「手織物の織物組織図ノート」をいただいてしまいました。

組織図というのは織物をするものにとって、宝島の地図のような、読み解いて、お宝にたどり着くヒントが詰まっている図なんです。

それを一冊にまとめ広めるというのは、手の内を明かすことになるので、本当に行き着いた人しかできません。いただいてしまったからには、しっかり受け継がねば、、、ひゃー。

このノートに、何気なく印象的な記述ありました。

目次の裏に「凡例」の欄があって、読み解いて行くときの注意点など書かれているのですが、その最後に、こう書かれてます。

「説明の不足は自身で考証すること」

はい先生、これに尽きます。


4. 節約旅事情

今回の旅は、高速バスを使いました。新宿発松本行きなのですが、途中の高速道路の日野バス停から乗りました。待っている時、時速100kmを超える車が目の前をビャンビャン走りますので、ちょっと怖かったです。

でも、バスの旅は鉄道と比べるとお安いですね。往復割引とネット決済割引も適用され、5,190円でした。片道2,595円の計算です。150km先に行くのにこのお値段はリーズナブルですよね。

久しぶりの松本なので地図がいるなと、あらかじめ図書館でガイドブックを借りました。それを読むと、松本駅前にレンタサイクルがあって、なんと無料だと!もちろん借りました。

ピカピカの新しい自転車で、変速ギアもついてて、暗くなると自動でライトも付きました。これがタダなんて、松本市、太っ腹。

この自転車で、松本の街をさっそうと走りました。お返しするときに、「おかげさまでいい1日でした」と係のおじさんに言うと、にっこりしてくださいました。

お安く旅ができて、大変よかったですが、反省点としては、高速バスの予約の仕組みをもっと事前に把握しとくべきだったということです。

そんなに混んでないだろうとたかをくくって、予約を入れたのが前日だったのですが、実はとても混んでいて取りたい便は取れず。結果、朝は5時45分にうちを出て、帰ってきたのは、夜の11時半でした。

説明を読むと、予約の変更はできるようなので、お伺いすることになってすぐに仮押さえすべきでした。

ま、体は疲れましたが、おかげで、1日フルに松本を楽しめましたので、よしとしましょう。

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染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》24通目のメルマガ【松本号】をお読みいただき、どうもありがとうございました。

ご感想、ご意見ございましたら、このメールに返信する形でお送りください。

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これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうかよろしくお願いします。

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
http://www.someoriyoshida.com


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