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格差を無くす「ベースオブピラミッド」という考え方
こんにちはsomekichiです。
皆さんは「ベースオブピラミッド(BOP)」という言葉をご存じですか?
このベースオブピラミッドという考え方は「所得階層の下辺」を意味し、所得階層がピラミッド型になっている現在において、低位に位置し最も数が多い層にリーチしていくことです。
今回はそんな「ベースオブピラミッド」についてsomekichiなりに学び、考えていきたいと思います。興味があれば読んでみていただけると嬉しいです。
実は意外と多い「BOP層」
実は年間所得3000ドル以下の人口は世界で「約40億人」にも上ります。2021年現在の世界人口は78億人なので約50%以上もの人口が年間3000ドル(日本円:30万円)以下の所得で暮らしていることになります。実際のBOP層は世界の約7割とも言われています。
そんなBOP層は利用できるお金が限られてはいますが、その絶対数と将来性から「BOP層にリーチする」ことが如何に重要かが分かります。
開発途上国を中心にBOPが再注目
BOP層が多い「開発途上国」にビジネスのターゲットを見つける企業も増えてきています。
例えば、世界的な消費財メーカーの「ユニリーバ」はインドの農村地域での石鹸販売に乗り出し、地域一帯の衛生面を向上させ、雇用まで生み出したことで、社会発展とビジネスの両立を成し遂げました。
社会発展がキーポイント
ここからはsomekichi個人の考え方なのですが、「お金を稼ぐ」ということだけに力を注いでしまうと、BOPの旨味があまり無いのではないかという事です。
例え、どれだけ売り上げが高かったとしても「需要が長続きしないビジネス」は良くありません。そこで開発途上国の発展を促しつつビジネスを行うことで、国の潤し発展させることとお金を稼ぐことを両立させることが重要です。
地域からも国からも愛され、長くビジネスを続けていけるような形がBOPのビジネス軸として合った形なのではないかとsomekichiは考えています。
最後に
今回学んだ「ベースオブピラミッド(BOP)」のような考え方は世界的に重要な考え方になってくることと思います。
また、こういった企業の戦略や考え方を学ぶことで、その企業がどの方向に行こうとしているのかを前例を持って予測したりすることができます。
これからも気になる企業の戦略があればnoteに書いていきたいと思います!
ここまで本記事をご覧いただき有難うございました。他にもおすすめの記事を下に紹介しておきますので、よろしければご覧ください!
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