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子どもを預けて働くのは、子どもがかわいそう問題
働くお母さんが必ずぶち当たる問題がこれじゃないでしょうか。
私は親になったことがないのでその視点では意見できないですが、1歳から5年間保育園に通った身として言えるのは、親が可哀想だと思った時点でその子どもは可哀想な子になる、ということです。
私は1歳から保育園に通っていましたが、自分を可哀想だと思ったことはないです。親ともっと一緒に過ごしたかったと思うこともないです。ともだちと比べて、何でうちの親はいつも家にいないのか、何で私はいつも1人なのか、と悩んだこともないです。
なぜか?
それがうちのスタイルだから、と親が割り切っていたからじゃないかなと今なら思います。
親から、ごめんねいつも1人で、とか、可哀想なことをして申し訳ない、なんて言われた記憶はないです。
毎朝保育園に行くときは車で送ってもらって、降りる前に、元気いっぱい「今日も一日頑張るぞー!えい!えい!おー!」と親と一緒に叫んで保育園に行くのが日課でした。
そうして仕事に行く親が眩しかった。かっこよかった。そして、親と離れて幼いながらも1人で保育園に通う自分が誇らしく思っていました。
親は親なりに葛藤はあったのかもしれないけれど、それを子どもである私に伝えたり謝ったりはしなかった。それがよかったんじゃないかと思います。
保育園に預けられる=可哀想じゃない
保育園に0歳から預けられようが、小学校上がるまでずっと一緒に親と家で過ごそうが、親に可哀想と思われた子は可哀想です。
女は働かずに家で育児をするもの、という意識が根強く残っているので、働くのお母さんへの風当たりは強いかもしれません。
でも自信を持って欲しい。
私は実際に働いてみて、「働く」とは、どう社会と関わって生きていくか、それを体現することなんだ、と自分なりの意味づけをしました。
親になったって、子どもを預けることになったって、社会の一員として生きていく手段として働くことが必要ならば、それをすべきです。
私は働く親の姿を見ながら保育園で育ったことを誇りに思っています。
全世界のお母さんに幸あれ。