染井吉野は
染井吉野はまだ生きてる。
死にたいのに生きようとしてる。
愛されたいと嘆く私は惨めでくだらないだろう。
何もしたくない、何もしないと頓服に溺れてベッドの海で沈んでいくだけだ。
だから働いた。クスリのアオキで働いてる。パート5時間。でも何も変わってないね。変われる筈がなかった。けど朝が来たら身体は嫌々支度をして、薬を決めて、愛想を振りまいて。帰ってきたら頓服をさらに追って。
愛してくれよ。私も誰かを愛したいよ。愛して、る?の? 愛したい人がいる?
わからない。
通院が増えてアルプラゾラムが沢山もらえて、制御できないのでアホほど体内に入れて、常人を気取ってる。虚しいね。
早く死んでしまいたい。
私を殺してほしい。
私を好きでたまらない人間になら、包丁で刺されても、血がドクドク流れ出しても、世界一幸せな死だろうから。
殺して。私を愛してる人間が、私に全てを捧げたいと思う人間がいるなら、今すぐ殺してほしい。
働けば働くほど、自分は何のためにお金を稼いでるのかわからなくなる。
好きな服を着て出かけたいのに、どれだけ服を買っても着ていく時間も相手もない。稼ぐ意味なんてあるのか。
頓服が、アルプラゾラムが足りない。もっともっと飲まないと動けない。
誰か私を救って、私を愛して。身も心も欲も全部満たして。
なんてね。
誰か、なんてもう決まってるか。決まってるから書いてるんだよね。その人が、私のことを好きでいてほしいから、ここに吐いてる。ん、だよね?
ねえ、今でも、私のことを愛してる?