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田舎でパーソナルジムを開業して1年10ヶ月が経過、ひとりでやっていくなら田舎が良い。

どうもトレーナーの染谷としきです。
元メーカーエンジニア、元最大手パーソナルジムトレーナー、今はパーソナルジムを経営しつつ、フィジークに出場しています。

茨城県の取手市という人口約10万人くらい(人口の半分は65歳以上)の田舎にパーソナルジムを作って1年10ヶ月が経過しました。

題名にも書いた通り、パーソナルトレーナーとして独立して、ひとりでご飯を食べていくのであれば田舎で開業が良いと考えています。


理由を書いていく前に、私の実績をほんの少しだけアピールすると、2020年8月に開業をして、2021年1月~12月、丸1年間の合計セッション数は1478本でした。月平均123本という感じです。

トレーナーとして月のセッション数120本というのはひとつの成功の目安ではないかと思います。結果的に2022年に入ってから一人では対応ができなくなり、トレーナーを採用、そして2022年9月には2店舗目となるつくば店を開く予定です。

そんな私だからこそ思う、田舎での開業が良いと思う理由を3つ書いていきます。


理由1、まだ競合が少ない

田舎、いわゆる地方であれば競合は多くありません。
場所によっては市内にまだパーソナルジムが1つか2つしかないような場所もあります。

私が開業した当時(2020年8月)「パーソナルジムはこれから競合が増えて大変だよー」と色々な人に言われました。

ですが約2年経った今も周りの人は2年前と同じように「パーソナルジムはこれから競合が増えて大変だよー」と言っています。

実際、競合が増えて大変になる未来はいつやってくるのでしょうか。

もちろん、いつかは競合が複数できてしまうことはあり得ると思います。
ですが現時点で競合がいない地域であれば、出店して先行者利益を得て、信頼されるようなパーソナルジムを周りより先に作ってしまえば良いと思います。

また競合という点についてですが、パーソナルジムは商圏エリアがそれなりに広いサービスのため、田舎であれば市内だけでなく、隣の市のお客様にも来店してもらうことも可能です。

そういった点からも田舎での開業はメリットが多いです。


理由2、テナントの賃料が安い

田舎は賃料が安いテナントが多いです。
テナントの賃料が安いということは固定費が低くなるため赤字になりにくくなり、失敗のリスクが減ります。

パーソナルジムの運転資金で大きな割合を占めるのは家賃、月々の返済、広告費です。

ひとりでパーソナルジムを開業する場合、人件費はかからないので、この辺の数値を小さくすることがパーソナルジムを安定して経営するポイントになります。

家賃が10万円なのか、20万円なのかで、月に何人集客すればいいのかが変わりますし、もし年間で120万の経費が増えるとなると、かなり多くの売上を作らないといけなくなります。

私自身、石橋を叩いて渡るタイプで失敗することが怖かったです。

そのためリスクを最大限回避することができる田舎での開業はメンタル的にもよかったと思っています。


理由3、自分自身の価値を高めることがサービスの差別化になる

これは田舎でというよりも、ひとりで小さくパーソナルジムをやるという点においてのメリットです。

個人でパーソナルジムを開業する時は価格を極端に下げたり、反対に高級感を装うような内装やサービスはあまりおすすめできません。

何故ならそれは大手パーソナルジムに勝つことができないからです。

個人のパーソナルジムがうまくやっていくためには、大手ができないような対策を行なっていく必要があり、それが自分自身に付加価値をつけることです。

私の場合は当時、ブログを書いていました。

ブログを書くことによって、いかに自分がダイエットや筋トレに精通しているのかをアピールしました。

ブログはワードプレスで作成し、ホームページにもなっています。

費用もサーバーとドメイン代のみのため年間1万円もしないと思います。

ブログは広告費の節約にもなるため失敗のリスクも下げてくれるため、個人でパーソナルジムを開業するのであればやらない手はないです。


これからジムを開きたいと思っている人の参考になればと思います。


そんな私は2022年9月に2店舗目を茨城県でおそらく1番栄えているであろうつくば市に出店します。

これは田舎でない都心部での出店になりますし、そこに立つトレーナーは私以外になるため、1店舗目と全然やることが違ってきます。

これから多店舗展開していくための攻めの出店です(笑)

より多くの人の身体を変えて、人生をより良いものしていただくために精進します!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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