プロダーツプレイヤー「森田一也」の引退について。
こんにちは。昨日ツイッターを漁っていたら(日常)、衝撃的なニュースが自分の目に飛び込んできました。
森田一也さんのプロダーツプレイヤーとしての引退。
今年はベスト8に入らなかったら辞める、とは宣言していました。
しかし、イップスなどによって本人の気持ちが「無理だ」となったので、今年の出場は断念=引退。
今年ベスト8に入らなければ辞める、なので出場しないなら辞めるということになりますが、コロナ禍で試合が動かない中、この決断はすごい。
某団体が「自己責任を」と押し付ける自己責任は自分は嘘だと思っているけど、プロフェッショナルには自ずから責任が備わっていると思うし、それは「やめる」決断も含まれていると思う。中田英寿さんや魔裟斗さんのように輝きを残して辞める、イチローさんのようにやり切って辞める、キングカズや中山ゴンのように意地でも辞めない、いろいろな選択肢があります。
森田一也さんは「全英をいつか泣かせる(世界最高峰での活躍)」を目標にやってきていて、その目標の前段階としてPERFECTやそこでの成績があったと思います。
大きな目標があって、その前に小さな目標がある。そこすら達成できないなら辞める、潔い。ブログでもそういう趣旨は言われていましたし。
なので、個人的にも今年ダメだったら8割がた引退するんじゃないかとは思っていました。残り2割はコロナ禍であまりにもシーズンが棒に振られたりしたイレギュラーな部分、なにより本人の気持ちがあきらめきれないということもあったかと思います。
でもすっぱり切りました。これだけのことをしっかり決めて引退できる選手ってそうそういないと思います。最終戦を前に決断したのは現状(イップスなどの悪化)が大きいとは思いますが、これなら最終戦までに目標が届かなかった場合、同じことをしていたと思います。
マジカルダーツ(「Kラビ」師がやっているダーツの教え)門下生でもある彼の引退は正直残念で、長く続けていけば先は見える気がしていますが、一方でそれは「森田一也」という人間には受け入れられないのかなとは思いました。
履正社の野球部のエースとして、3年という期間限定で高校野球を「ガチ」で過ごした彼にとって、「後回し」なんてことはできなかったのか、それは本人に聞いてみないとわかりませんが。
彼にはまだ関西独立リーグの「06BULLS」のGMや、「大阪の野球学」での生徒指導やインターネット配信など、主に野球関係の「使命」が残っています。残っていますというより、これはこれで彼の目標なんだと思います。
「ダーツはアスリートのセカンドライフになる」と森田さんとツイッターでやり取りしたときいってました。プレイヤーとして野球を辞めてダーツにいった森田さんがまさにそう。
そういう意味ではこれからの「森田かずや」はサードライフに突入した、といえるかもしれません。
そっちで彼の思う世界最高峰を「泣かせる」ことを、今度は達成してくれることを願います。
ダーツに関しても、また別のアプローチでPDCを狙うかもしれません。そうなったらそれはそれで楽しみです。
いろいろごちゃ混ぜになっていますが、とりあえず自分の思うところを書いてみました。
PS.今度お会いする時は美味しいラーメンに行きたいですね(笑)
ぐらっちぇ!
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