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モノラル・ダイアローグス感想
◯ 神様、お姫様
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SHHisまわり(ルカ含む)では、神(宗教)を彷彿とさせる設定やワードが散りばめられています。
それ自体がどうというわけではなく、あくまで、信仰・崇拝の対象として、アイドルとそういったものを結びつけて描くという一点を強調するための言葉遊びのようなものだと思っていいでしょう(それ以上の言及はエヴァの設定考察みたいなことになる)。
にちかは、アイドル="神様"としている節があります。アイドルになれば"神様"になれる、の方が近いかも知れません。
(これはにちか自身のあるいはSHHisの話で拗れている要因の一つだと思っています。)
WING編でにちかは、"八雲なみ"に憧れ、そうなろうとしました。
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ここで使われる「神様」は、天井社長が作り上げたような、「他者にとっての理想」として意味を持ちます。
だから、にちか達から見える"八雲なみ"は「神様」でも、八雲なみその人は、無理に靴に────「他人にとっての理想」に合わせているので、神様じゃない、というのは素直に頷けるところです。
にちかもWING終盤で、『そうなの?』をきっかけとしてそれを知ることになります。
しかし、斑鳩ルカは、八雲なみのことを「お姫様」と形容したのです。あとは、『そうだよ』を嬉しそうに歌っていたり。
ここが一つ気になるところです。
ここでいう「お姫さま」というのは、ルカが、にちかと違い、天井のせいで引退したというくらいで多くは知らない、という可能性が一つとして一応考えられます。
靴に合わせることができなくなった彼女のことを、知らずして娘が「お姫さま」として目を輝かせているのは、なんとも皮肉な話な気がしますが……
あるいは、八雲なみがその「お姫様」を今では肯定できているのかもしれません。
なんにせよ、斑鳩ルカが、知ってなお、「お姫様」と言っている可能性もあるので、ここら辺は現時点ではなんとも言えないところでしょう(諸々後述)。
美琴さんはアイドルなんだから
ママはお姫様なんだから……!
連続的に描かれたこのにちかとルカの視点と、それを介してのこの2人の言及は、
ルカの言う「お姫さま」八雲なみと、にちかの言う「アイドル」緋田美琴もまた浮き彫りにします。
ルカの中で"八雲なみ"は「お姫様」≒「神様」なのですが、にちかにとっても、緋田美琴は「神様」(にちかにとってのアイドル)なのです。
美琴さんは、苦なく他人が用意した靴に合わせることができる「他人が思う理想」そのものなのです。
美琴さんまわりは、機械───もう少し広く言うと無機質な非生命体、と関連づけた話が描かれることが多いです。
【ROUNDLY】では、「壊れた洗濯機→283プロに新品の洗濯機が届く」という形で美琴さん自身のメタファーになっていました。
また、顕著なのは、SR【SEASON】で、にちかのSRと対照的に、
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青い鳥(おそらく童話『青い鳥』を意識)が、ぜんまい仕掛けになっていたり。
(童話から、青い鳥は「身近にある幸せ」の象徴で、美琴さんにとっての「身近にある幸せ」は、「歌とダンスへの衝動」だと思っています。それがぜんまい仕掛けになっている、というのはコミュの内容と合致します。)
歌とダンス以外ない。八雲なみの女優志望を退けた天井の言う"靴"というのが、まさしくそれだったから、ここの「美琴さんはアイドルだから」はにちかのスタンスを明瞭にしてくれます。
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にちかは、依然として"神様"になろうとしている。アイドルは、そうなれるものだと思っている。
私はアイドル
私は、アイドルです
諦められないし
諦めたくないから
まだ、この手に何もなかったとしても
つかんでいるはず
つかんでいるよね
だって、アイドルなんでしょ
でも、"八雲なみ"になろうとすることと、緋田美琴に合わせようとすること、自分に目を逸らしながらでは、それは同じことなんですよね……
自己形成のような、存在証明のような、アイデンティティとして掴もうとして見ているものに、七草にちか自身がそこにいない。
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このシーンは、にちかWING準決勝・決勝との対比のようにも思えます。
憧れを美琴さんに寄せていて。ルカの口紅で、美琴さんに合わせようとしている。
"八雲なみ"に憧れ、その靴でアイドルになろうとした彼女が、笑えなかったあの時と同じことを繰り返しています。
ある種の破滅衝動に近いようにも思えます。
ただ、自分の中で、ですが、これを両極端な話として飲み込みたくはなくて、例えば、美琴さんの歌とダンスへのその衝動が間違いだ、という話では決してないと思っています。むしろ、それは確かなものなんだと思います。
何もない
今、この瞬間
歌も
ダンスも
それだけじゃダメで
なのに
どうして──……
ここに立たずには
いられないんだろう
その衝動の発端であるはずのなにかが失われてしまっている、というか、それも少し違うかもしれませんが、そういったものを探していくという形になるんだと思います。
にちかに関しても、そういった憧れが間違いじゃなくて、それで見ないふりをしている部分があるというか、そういうところに焦点が当たっていきそうです。(【♡まっクろはムウサぎ♡】で示唆はされている、後述)
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話はイベコミュから少し離れますが、斑鳩ルカの曲として『神様は死んだ、って』があります。それが初披露されたのは、『THE IDOLM@STER SHINY COLORS Xmas Party -Silent night- 』。
このタイミングでのこの曲の披露には、斑鳩ルカの文脈がメタ的に複数重なります。
283プロのクリスマスパーティーが終わる
↓
斑鳩ルカ、鼻歌で『きよしこの夜』(副題及び『きよしこの夜、プレゼン・フォー・ユー!』の回収)
↓
「最低な今日。救われもしないお前らに、メリークリスマス。」
↓
『神様は死んだ、って』初披露
『神様は死んだ、って』の歌詞は、ニーチェの実存主義哲学みたいなものを表面上のモチーフにしつつ、半ば自傷的な言及(カミサマは死んだ、って)、また、SHHisの『OH MY GOD』に対するアンチテーゼが詰まってます。
ただ、それだけではなく、このクリスマスというタイミング、演出、直前に実装されたファン感謝祭で斑鳩ルカと八雲なみの繋がりが確定したことによって、もう一つの文脈が乗ることになります。
この夜のどこかで 神様は死んだ、って
「神様の降誕を記念する日」かつシャニマスでは「神様("八雲なみ"という偶像)が死んだ日」でもあるクリスマスの夜で、283プロがクリマスパーティー!って楽しんで終わったところに、忘れかけてた副題「きよしこの夜」回収して、283プロに「神様は死んだ、って」を投げてる文脈もまた重なる。
ここら辺はクリパ現地帰りにもTwitterで呟いたところではあるんですが、『モノラル・ダイアローグス』でほぼほぼ確定になったと思っています。
改めて、283プロに自分にとっての神様(緋田美琴、八雲なみ)を奪われた(と思っている)ルカの歌としても成立してるの凄いな、と。
◯第2話『なみまにあい』と、『アイムベリーベリーソーリー』
2話のタイトルと、海辺で(多分)カモメにエサをあげるシーン。
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うわ!『アイムベリーベリーソーリー』持ってくるんだーってなった。
これは明確にメタな描写なので、そこは前提として。
『アイムベリーベリーソーリー』で登場するゲームは、ストーリー上色々なものを重ねられるようなメタ演出になっていました。重ねる、というよりは線を繋ぐ? 部分的な要素がそれぞれ何かに対応していく感じで描かれています。
ゲームの登場人物との部分的なリンクの1つとして、『ガラクタを買う寡婦と、ダメになってしまったお花を買う妊婦』が意図的な描写としてあります。
エンディング『あい』にて、主人公が答えを探し出し、そのタイミングで、その妊婦は出産したことが明らかになります。
『モノラル・ダイアローグス』2話『なみまにあい』によって、
『あい』をすり減らしていた浜辺に住む寡婦──出産した妊婦──斑鳩ルカの母(八雲なみと仮定)、のような繋がりを考えたくなるものです。
そもそもタイトルの『なみまにあい』、アナグラムで、『なみにあまい(なみ に 天井)』になってますし。(エンディングで確定的になるのですが)
まぁ、そもそも、死んだ寡婦の夫が画家になりたかったという要素も、天井が昔絵を描いていた話(【日を食んで、夜を啜って】)もありますし、何より、2人の結末を想起させる話です。
また、
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主人公の祈りとプロデューサーの願いが重なる場面があります。
このゲームの主人公、プレイヤーから独立した存在なんですよね。
ここで一つ思ったのは、こういった2人の過去があって、それで1人称視点の人物が正解を探し出す構図、
あっ、これ『きよしこの夜、プレゼン・フォー・ユー!』だ、っていう。
要するに、『アイムベリーベリーソーリー』に出てくるゲームって『アイドルマスターシャイニーカラーズ』なんです。
と言っても、天井社長とプロデューサーが背負ってる部分のみの話ですし、メタなので舞台や設定はもちろん違いますが(八雲なみと天井が夫婦だというわけではない)。
それは構造の話でしかないし、それ自体に大きな意味はないです。
重要なのはそれを踏まえて、アイドル達にかかってくる部分だと思います。アイドル達もこのゲームで答えを探したプレイヤーだったわけなので。
今回の『モノラル・ダイアローグス』を読んで、『アイムベリーベリーソーリー』について改めてなるほどなぁと思った部分。
寡婦がすり減らしていた『あい』とはなにか、探すべき正解とはなにか。
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このキービジュアルでは、SHHisの2人は明確に離されています。そもそも、コミュ内でも2人は、他の5人と違う位置で描かれ、「このコミュにいる」ことに意味があるかのような描かれ方をしています。
それこそ、『あいのボンゴレ・ビアンコ』(【ビコーズ・ラブ】)を食べたのも5人でしたし、なによりも、SHHisの2人はゲームを最後までプレイし正解に辿り着いた描写がないんですよね。
つまり、SHHisの2人が未だ辿り着いていない、探すべきものっていうのが示唆されたコミュでもあったんだと思います。
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それはたぶん、彼女が彼女自身を愛する心』
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本当の答えやろ〜?』
◯ O
自分にとって相手はどんな存在か
相手にとって自分はどんな存在か
どちらの事実もまっすぐ見つめようとしない子
どちらの事実にも目を向けたことがない子
2人は今回を機に、自分と相手のことを、苦しいながらも自分の言葉で話そうとします。
始まらなかったSHHisの時間が動き出します。
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にちかが美琴さんにこう言えたこと、これは大きかったと思います。このシーンの直後に、
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あの浜辺が挿入されます。
『あいが降ってきた』瞬間だったんだろうなと思います。
美琴さんも、『わからない』ことを問題として認識して、始めるために、生まれ育った街───練習以外のものがあった時間に戻ることを決めましたし、SHHisはようやく始まろうとしています。(にちかにちゃんと直接連絡してないのがまたなんとも)
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ルカが、母のことをお姫様と形容することや、この場面、何か引っかかるものがあります。
このルカの母の『ふふふっ……』のシーンでは、カモメの鳴き声が再生されます。
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『アイムベリーベリーソーリー』で、失われた『あい』を得た寡婦を想起させるシーンになっています。
……もしかして、ルカは「母親が不幸であること」に対して天井に怒りをぶつけているわけではなく、あくまで「自分の神様が死んだこと」に対しての怒りなのではないか、と。
それこそ、にちかに対しても、美琴さんを奪ったとして、言われもない怒りをぶつけています。
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お姫様に憧れて、神様に憧れて。
自分にとってのそれが死んで、"カミサマ"になった今も、彼女が欲しいものは手に入らない。
彼女にとって、「神様」こそが救いだった。
だから、彼女のそれは、
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対話をしらないつぶやきが
対話のはずだったさけび声が
『対話のはずだったさけび声』なんじゃないか、と。
2人だけでなく、この3人のコミュの標題が『モノラル・ダイアローグス』だったわけですね。
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なんでそうなるねん!!!!!!!!!!!!
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ノーカラットでは『00』、ファン感謝祭で『0 0 0』に、そして今回ついに、『O』3人が同じスタート地点に立ったんですね。
SHHisで描かれようとしている重いテーマ、取り巻く環境、関係性とかで、暗い質感の多いコミュになりがちですが、悲観的になりすぎる必要はないと思っています。
例えば、 【♡まっクろはムウサぎ♡】は、にちかの"幸せ"にかなり言及しているコミュだと思います。
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はづきさんがよかれと思ったハムスターに、自分が好きなウサギの耳を伸ばしたものが、まっクろはムウサぎです。
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それをプロデューサーの手に描いているにちかは楽しそうなのです。
事務所の冷蔵庫に入れるものにウサギをぶりっこと思われると言って描かなかったのに対して、プロデューサーにこの『はムウサぎ』を描いたっていうところも重要だと思います(そこまでのコミュが効いてくる)。
そして、True End『家』に続きます。
ここでにちかは、
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「ビッグになるぞーーーーーー!!!」と宣言します。
では、『まっクろはムウサぎ』とはなんだったか。
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他人が描いた理想(ハムスター)に、自分が本当に描きたかったもの(ウサギ)を伸ばしていく。それを幸せそうに描く。それが『家』でならできる。
そうやって、大きく(ビッグに)なることが示唆されたコミュなんじゃないかなと思っています。
(この『まっクろはムウサぎ』のことを、にちかは「ハムスターみたいなやつ」と形容するのですが、プロデューサーは一貫して「ウサギ」と言っています。)
今回の対話という部分も後々『家』にかかってきそうですし、そもそもにちかの公式説明文「みんなの妹」というのもそこら辺にかかってきそうです。
天井社長は今の事務所を『家』のようなものになるように願って再出発させました。構造的な話にはなってしまいますが、八雲なみから始まったSHHisとルカを取り巻くストーリーは、奇しくも八雲なみへの後悔からの天井の願いである『家』がキーワードの一つになってきそうです。
彼女たちの物語はまだ始まったばかりなんだな、と改めて思います。
SHHisのコミュでは、数多のテーマが同時進行していますが、それがどんな形で言及されていくのか楽しみです。
GRADはユニット活動を経た後改めて個人に焦点が当たるからこそのコミュみたいなとことがあるので、次に大きく動くのがGRAD編だとしたら納得ですね。
ともかく、【CONTRAIL】読んで、次を待ちたいと思います。