SOMAOTAバンド メンバー紹介(SOMAOTA ONE-MAN SHOW ”Trans”に寄せて)
11/29(金)のワンマンライブまで残り3日!
ということで、当日、僕のバックバンドを務めてくれる素晴らしいミュージシャンを紹介します、では早速!
Ba. INUI
言わずと知れたDUCK HOUSEのメンバーで、僕とは2年半、同じ屋根の下、薄い引き戸一枚隔てた隣の部屋で生活していた。彼がリーダーを務めていたバンド・トライコットが2020年にリリースした『Sway』というアルバムに僕が一耳惚れして、勝手にリミックスを制作(後、音源化)したのがきっかけで親交が始まった。
僕は、トライコットの単なる一ファンだったので、その後"Libra"という音源のfeat依頼をしてくれた時はテンションMAX。初めてSOCOREで一緒にライブをした時は、マジで緊張でずっと震えておりました。
INUI君は、僕の周りで最も安定感がある人間で、チームの作り方を知っている。野球で言えばキャッチャー、サッカーで言えばCB、バスケならPG。しかも、しっかり”NO”を言える、そこのバランス感が最高。
後、料理が無茶苦茶ウマい、2時間かけてスパイスカレー作ったり、出汁取ってラーメンを作る。生活の人。バンドとしてのDUCK HOUSEも家としてのDUCK HOUSEもINUI君いなければ崩壊する。(僕とOumi君の2人の生活を想像すると……)
そして、ベースでヘタをうっているのを見たことない、つまり外さない。
これも僕の周りのベーシストには少ない。
最後に、「こいつ面白いな」と思う人にはよく会うけど、「ああわかるな」と思う人はかなり少ない。INUI君は珍しく「ああわかるな」と思う人。
Key. Oumi
言わずと知れたDUCK HOUSEのメンバーでありシェアハウス3人目の住人、前述のトライコットの時からINUI君とずっと一緒にバンドをやっている。
初めてトライコットのステージでOumi君のピアノを見た時、そのスキルと華やかさに目ん玉が飛び出そうになった。確か『Sway』の中に収録されている”Mosquitone"という曲のピアノソロで、バックの演奏が盛り上がる場面で速いパッセージを弾いているのを見て「あぁこれが天才というやつかぁ」と聴き惚れてしまった。
一緒に住み始めて分かった事だが、食べる・寝る以外は基本的に部屋に籠って永遠に曲を作っている、つまり、彼は天才的なプレイをするが、そのスキルは努力なしで獲得したわけではない。
リプトンのミルクティー狂で、口癖は「ひとつ言えることは」(酔ったらこれを何回も言う)。演奏時以外はものすごい謙虚で、人を傷つける事はしない、悪口も言わない。ただかなり天然な性格で、物を無くしたり、打ち上げでいち早く潰れたり結構”やらかす”タイプではある、が、何度も言うけど人を傷つけることはしない。
で、殊、演奏に関してはかなりSelfishなプレイヤーである。僕やINUI君は何かとバランサー気質というか、弁えてしまう性格なので、Oumi君のそんな破天荒さが重要な役割を果たすことがある。
最後に彼は、DUCK HOUSE以外でも色々なバンドをやっている。(正規メンバーだったり、サポートだったり)
この前は、LiLiCoさんと一緒に演奏していたし、先日部屋を訪ねたら某世界的アイドルの楽曲のシンセを作っていた。一緒に住んでいても謎が多き男である。
Dr. Leo Momoda
関西屈指のスキルを持つドラマー、名前から既に少年マンガのヒーロー感があるが、見た目もかなりスタイリッシュ。なので相当モテる。そして彼もトライコットのメンバーとして活動していた(トライコットばっかやん)。
Oumi君の演奏に圧倒されたSOCOREのライブで、同じくレオ君の演奏にも心をもっていかれた。彼のプレイの特徴は音の鋭さ、確実に”ここ”と決めたタイミングを狙い撃ちしてスティックを振り下ろす。
だから、彼のプレイには明確な主張を感じる、そしてその鋭さがそのままプレイの華やかさに繋がる。それ故に、バンドのボーカルで同じく主張をする人間として、彼とは”合う日”と”合わない日”がある、そのライブ感も一緒にやっていて面白いポイント。
植物大好き人間で、最近は会えば観葉植物の話をしてくる、基本無口で口を開いても”チェイス”しか言わない。東京嫌いなイメージが強いので当日来てくれるか心配。
Gt. Jun Wakabayashi
ギタリストとしても一流な彼はプロデューサーとしても活躍している。代表作にラッパーKingoとのダブルネームで出した『Reflection』がある。
ちなみに僕はこのアルバムの最後の曲”Reflection”に感激、「同世代で、俺の他にも10分の曲を作る奴がいるとは…」と勝手にKingoに対して親しみを感じていた。
僕が8月末に東京に引っ越してきて初めて、家に遊びに来てくれたのがJun。
しかも特に理由はなく「なんか話そうよ~」と僕の最寄まで来てくれた、お祝いの気持ちを込めて一緒に荻窪二郎に行った。
腹を満たし、荻窪駅まで歩いている途中で、そういえばと思い「ワンマンでギター弾いてくれない?」と頼んだらなんとOK、それ以外にも数日後に迫ったTOKIO TOKYOでのライブにも来てほしいというリクエストも快諾してくれた。
Junは普段とても穏やかだが、ステージ上では振る舞いが変わる。普段は冷静だけど、ステージ上で爆発するという意味では、他の3人と近いところがあるかもしれない。
彼がどんな化学反応を生み出してくれるかもすごく楽しみなポイントの一つです。
以上、ドレミもわからない僕が、このような素晴らしいミュージシャンたちと一緒にステージで演奏をしている事を、とても誇りに、そして未だに不思議に思います。といっても僕は7年間、バンドサウンドの上でラップをするという稀有な経験をしてきた人間としてある程度の自負を持っています、当日、我々5人の高度なシンクロをお見せできればと思います。
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ワンマンまで残り3日!