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30秒の壁に挑戦しませんか?~読んだ英文すべてを覚えてしまうための第1歩~ (第9回)

もし、英語の期末試験で試験範囲の英文すべてを覚えていたら、かなり高得点が期待できますね。

もし、英語のプレゼンでスピーチ原稿すべてを覚えていたら、自信が持てますね。

もし、大学受験や資格試験の問題集の問題英文をすべて覚えたら、1回問題を解いただけの場合より、ずっと力になりますね。

好きな作家の好きな文章を英語のまま覚えられたら、いつでも口ずさみたくなりますね。

もし、上のことに興味があったら、30秒の壁に挑戦しませんか?

これは、10個以上のフレーズから成る日本語訳を、30秒以内で反訳(日本語訳⇒英語原文)する訓練です。

これを実践すると、自分の暗記力の高さに自信をつけるか、フレーズ反訳のすごさを実感するかもしれません。

では、30秒の壁の挑戦法をご紹介します。

➀ スラッシュ英文を読んで、自分なりに全訳してください。少してこずる方は、単語や日本語訳欄を参照してください。

② フレーズ反訳集の日本語訳欄のフレーズを見て、英語原文を言えるかどうか確認しましょう。自分なりにOKが出せたら、英語原文の欄を隠して、つっかえたり、間違ったりせずに、最後まで言えるかチェックします。そして、仕上げとして、時間を測って挑戦しましょう。時間が30秒未満であれば、合格です。

それでは、以下のExerciseに挑戦してください。

スラッシュ英文
英語原文
“(1) The hardware performed / as commanded / but the rock did not cooperate / this time.   (2) It reminds me / yet again / of the nature / of exploration.   (3) A specific result / is never guaranteed / no matter how much you prepare.”   (Louise Jandura)

単語
hardware = 機器
perform = 動作する
cooperate = 協力する
yet again = さらにもう一度
exploration = 探査
specific = 一定の
guaranteed = 保証する

日本語訳「(1)機器は命じられた通りに動作した、しかし岩が今回は協力しなかった。(2)それは私にさらにもう一度、探査の性質を思い出させる。(3)一定の結果は、たとえどんなにあなたが準備したとしても、決して保証されるものではない。」 

フレーズ反訳集  
日本語訳 反訳(英語原文)
1
機器は動作した、                                        The hardware performed
命じられた通りに                                       as commanded
しかし岩が協力しなかった                         but the rock did not cooperate
今回は。                                                      this time.

2 それは私に思い出させる                         It reminds me
さらにもう一度                                          yet again
性質を                                                        of the nature
探査の。                                                    of exploration.

3 一定の結果は、                                     A specific result
決して保証されるものではない                is never guaranteed
たとえどんなにあなたが準備したとしても。

                                                                   no matter how much you prepare.

いかがでしたか?コツは、黙読の時も、黙って反訳する時も、心の中で発音はしないことです。目で見て、英語の文字が浮かぶようにすると、時間がかなり短縮されます。
 

もし、この30秒未満で反訳できるようになっても、1回きりでは身につきません。5日連続で(10連続でも)チェックしましょう。30秒の復習なら、時間はかかりません。覚えるべきフレーズがどんどん増えても、復習は可能です。

フレーズ反訳集は、形が完成したら終わりではなく、始まりなのです。30秒未満で反訳できるようにし、何日も継続反復学習をします。そうすると、暗記というより、その英文を認知しているように、すぐ英文が口に出てきます(もちろん、日本語訳欄を見ながらですが)。

上の<Exercise>は、新・英語学習法―「スラッシュ英文」×「フレーズ反訳集」の具体例を関心をお持ちの方に示すと同時に、「ソマリ英語通信塾」の会員の皆様への副教材の提供の意味もあります。ただ、「ソマリ英語通信塾」の教材としては、洋書ペーパーバックが多いのですが、ここでは主に、英字新聞の記事の中で、引用された発言を中心に取り上げていきます。

「ソマリ英語通信塾」は、スラッシュをどこに入れるかのルールを30にまとめ、演習問題を通して、自分でもスラッシュを入れられるようにすること、「フレーズ反訳集」を作成して、読んだ英文すべてを覚えてしまうことを目的として設立しました。

「ソマリ英語通信塾」のコンセプトは、以下の3つです。
  ☑ スラッシュを入れて、英文構造を見えるようにする
  ☑ フレーズ反訳集で、日本語を見てすぐ反訳(元の英文に直す)できるようにする
  ☑ 時間管理と継続反復学習を徹底して、読んだ英文すべてを覚えるようにする

ご興味のある方は、https://somalienglish.hp.peraichi.comで検索し、ホームページをご覧ください。

ホームページが見つからなかった方は、noteの「クリエーターへのお問合せ」でご連絡ください。


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