「Have to」と「Want to」の違い
・心からやりたいこと
・それを考えるだけで、ワクワクしてしまうこと
・これを達成する為なら他は捨てても良いと思えること
皆さんは、それくらい自分が本当に叶えたい目標や夢を持っていますか?
僕は「すごいコーチング(https://motivepower.co.jp/service/coaching)」というコーチングサービスを提供しており、1週間で約15セッション程行わせていただいております。
そのコーチングセッションを通じて僕が気づいた「have to」と「want to」について今日は話していきたいと思います。
才能とやりたいことの違い
僕がコーチングセッション中に○○さんの本当にやりたい事(want to)は何ですか?と尋ねると、
・Aというスキルで副業100万円/月 稼ぎたい
・まずは自分ができることを伸ばしていきたい
などと答えていただきます。
僕はセッション中に本当にその目標が叶った世界はワクワクするか?や、
その過程で自分の成長を幸福と感じられている自分が想像できるか?をクライアントには都度ヒアリングするようにしています。
そうすると、大体クライアントが最初に話した「want to」はそこまでやりたい事ではなかった。という結論に至ります。
なぜこのようなことが起きてしまうのかというと、
人間は生きている中で「才能」と「want to」を区別できなくなるから。
だと思っています。
例えば、将来的に飲食店を絶対にやりたいという経営者がいるとします。
飲食店は10年後に出すと決めて、そのための資金集めをすることにしました。今自分にあるスキルは「エンジニアのスキル」だとした時に、
飲食店出す為にはお金が必要➞エンジニアのスキルを使ってまずはお金を1億円稼ぐ。みたいな目標を設定すると思うんですよね。
そうすると、本来「飲食店をやりたい」というwant toからの逆算でのhave toが「エンジニアスキルを使って1億円稼ぐ」だったはずなのに、そのままずっと行動してしまうと、「エンジニアとしてお金を稼ぐ」がGoalになってしまったりするんですよね。
嘘だろ?と思うかもしれないですが、今までセッションしたクライアントの9割以上は上記の状態になってます。
それくらい人間は本来のGoalを1度言語化しても普通に生活していくうちに忘れていく生き物です。
この場合お金を稼ぐことは真の「want to」ではないので、生きていて全然ワクワクしなくなる。みたいなことに陥っている方がたくさんいるという印象です。
自分がやりたい事ですら自分で考えていない
ここまでは真の「want to」を忘れてしまっている。という話をしましたが、
ここからは偽りの「want to」について話したいと思います。
社会は今情報で溢れています。
誰がどんなことを言った。どんな思想を持っている。など全ての情報に簡単にアクセスできるようになりました。僕とかは本田圭祐の思想が大好きなので、ほぼ毎日YouTubeで本田圭祐の言葉を聞いています(笑)
そのように言葉を真似すること (セルフトーク模倣)や
思想を真似ぶこと(ビリーフシステムの書き換え)はめちゃめちゃいいと思うのですが、尊敬する人がやりたいこと「want to」を自分の「want to」にするパターンは注意してほしいなと思っています。
上記のwant toを設定すると、シンプルにただ人がやりたいことなので、
そこに対して自分が出せるモチベーションには限界があるためです。
「人のwant toを模倣するなんて~、んなわけないでしょ!」と思われている方、このパターンもコーチングをしていてめっちゃあります。
そもそも現代人は色々な情報に触れすぎているので、
自分の心へのアクセスが下手になっていると言われたりもします。
更に自分の気持ちにアクセスができても、人の目を気にして、自分の気持ちを押し殺すということにも慣れてしまっているので、自分の気持ちを尊重するみたいなことも徐々に薄れてきている気がしています。
そうなるとどうなると思います?
自分の気持ちにアクセスせず、アクセスしてもその気持ちを尊重しない。
つまり、自分で自分の気持ちを創ることをやめるんですよ。
なんで、「want to」を考えることはせず人からもらったwant toを自分のやりたいことだと言い張っているわけなんです。
「Have to」と「Want to」の違い
最後に。
「Have to」:やらなければいけないこと。才能でお金を稼ぐなどもこっち
「Want to」:お金を払ってでもやりたい事。心からワクワクすること
このすみ分けを皆さんにはしっかり持っておいてほしいなと思います。
実は自分が「want to」だと思っていても、
・ただWant toを叶えるためのHave toに過ぎなかった。
・人から創られたWant toだった。
という場面に僕はこの1週間だけでも何度も出会いました。
自分が本当に何をしたいのか?を1度棚卸して、
日々夢に向かってワクワク生きる人が1人でも増えればいいなと願っています。
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