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上司として「何ができるか?」の視点を持ち続ける

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
採用担当の川口が担当いたします。

今回は「上司として『何ができるか?』の視点を持ち続ける」
というテーマでお話できればと思います。

気づけば4月の半ばに差し掛かり、
新卒採用を実施されている企業であれば、
ちょうど基礎研修の最中ではないでしょうか

弊社でも、新入社員の基礎研修が
行われているところです。

採用担当者として関わってきたからこそ、
日々成長していく姿を見て嬉しくなる一方、

毎年、研修後のフォローでソワソワする
気持ちが消えないことも否めません。

それは、どんなに良い研修内容で、
心情や行動の変化を促せたとしても、

研修を通して、得たことや気づいたことを
【きちんと実践し、継続してもらうために
 自分(上司)は何ができるのだろうか?】

ということを考えてしまうからです。

研修直後は「なるほど!」という“学び”や、
「そうだよなぁ」という“自分と向き合う時間”、
「これやろう!」という“前向きな挑戦項目”

・・・といったいくつもの発見と出会い、
社内外のアウトプットや即実践といった
行動に起こすことができるのですが、

月日が経つうちに、目の前のことに終われ、
社内で話題にすら上がらなくなってしまうと、
すっかり忘れてしまっている・・・

なんて経験はありませんか?

恥ずかしながら、私は何度も経験しました(笑)

私の場合は、ふと思い出した瞬間に
「あの時に決めたことはなんだったんだ・・・」
と自己嫌悪に陥ることも、しばしば。

今は社会人8年目となれば、ある程度、
目の前の業務や自分自身のマインドを
コントロールできるようになりましたが、
それでも、継続しているとは言い切れません。

新入社員、特に新卒社員で言えば、
社会人経験がなく、はじめての業務ばかりで、
右も、左も分からない状態だからこそ、

目の前のことに必死になってしまうと、
研修で成長した姿のまま、頑張り続けてくれる・・・
なんてことは、より難しい
と痛感しています。

だからこそ、何をしてあげられるだろうか?
ということを考え続けた結果、

私なりの現回答ではありますが、
下記の4つを心掛けるようにしています。

===

①研修内容と所感を、本人の口から聴いておく
②これからの挑戦項目を確認する
 もしくは、一緒に挑戦項目を決める
③定期的に挑戦項目の進捗を確認する
④適宜、挑戦項目に対するフィードバックを行う

===

これらを面談といった堅苦しい場面ではなく、
日常生活で(例えばランチを食べながらとか)
実践することがポイントであると考えます。

【上司の支援があるかどうかが、
 研修後の実践有無に大きく関わっている】

という実際のデータもあるそうです。

4つの項目が適切かどうかは検証中ですが、
新入社員の初期教育は教える側である
“私たち”既存社員にかかっているからこそ、

試行錯誤をしていくことを惜しまず、
きちんと向き合い続ける姿勢が
大切である
と実感します。

引き続き、心掛けていきたいです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

採用担当
川口 美音


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