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帰属意識の低い今、会社がやるべきこと【情熱社長倶楽部】VOL.102


平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

ゴールデンウィークに突入している企業様が多いと思いますが
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

緊急事態宣言中になりますので、
出来る限り外出を控えながらでも
いい時間を過ごしていきたいですね。

私も家族サービスの時間を取りつつ、
各メンバーからリクエストをもらっている課題に
取り組んでいこうと考えています。


さて、新入社員を受け入れた企業様は
この1か月の彼、彼女たちの育成状況はいかがでしょうか。

新型コロナウィルスの影響で、
オンライン研修を実施している企業様が
増えているかと思いますが、

弊社は感染防止対策を徹底し
すべて対面で実施をしています。


今年の新入社員の育成計画は、
大阪拠点長の中村と共に作成しましたが

その中でも、私が拘りをもち、
何があっても譲れない研修内容があります。


それは【自己紹介と会社説明】です。

これは、入社動機を再認識し
会社への帰属意識を高めることを目的としています。

自己紹介のロープレなどを
実施している企業は多いと思いますが、

私なりに拘っていることは、
自己紹介と会社説明の中身とそのやり方です。


まず中身については、

・今までの人生でどのような経験や体験をしてきたのか?
・なぜ、数ある企業の中から自社を選び、
 今後何をしていきたいのか?
・自らの経験において何が自社のサービスとリンクしているのか?
・これからどのような社会人になっていきたいのか?

など、自分自身の過去・現在・未来までを
話してもらうようにしています。


そしてやり方としては、

①自己紹介シートを作成する
②トークとして文字に書き起こし、覚える
③全社員とロープレをし、フィードバックをもらう

というもので、ここまでの流れを実施して
初めて私への最終テストに臨むことができるという
ルールにしています。

もちろん、私からの合格が出なければ、
テストは再度実施となります。


ロープレを受ける側の既存社員には
「お客様にはいろんなタイプの方がいるからこそ、
 思ったことをそのままフィードバックしてほしい」
と伝えているので、

新入社員の中には、
既存社員からのフィードバックの違いに
混乱する場面もありますが

練習を重ねるにつれて、課題が明確に絞られていき
より相手に伝わる自己紹介になっていきます。


そしてこのように、
自己紹介や会社説明を徹底して覚え、

入社動機やこれから実現したいことを
何度も人に伝えることで

自らが会社にいることの価値を
実感することができるのです。


昨年度や今年度入社の新入社員は、
在宅勤務やオンライン研修など、
会社の人と直接会うという機会が少なく、
そのような実感を持ちづらい状況だからこそ

経営者にとっては、新入社員や既存社員が
安心して成長できる環境づくりが大切だと感じます。


具体的には、社員自らが成長のため、そして
不安を安心に変えるために必要なものを見つけ、
きちんと実行できるような仕掛けを考えることです。


「うちにはそもそも育成環境がないから・・・」
「いい仕掛けが浮かばない・・・」

というお声をいただくこともありますが、
経営者自身が「社員にどのような人財に育って欲しいのか」
を明確にすれば、そのヒントは必ず見つかると思います。


是非、20代の人財が輝く組織づくりを
共にしていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


長友 威一郎




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