Edcamp Forumに出てみた感想
Edcamp ibarakiをティーチャーズアソシアの面々で出店した経緯もあり、今回のEdcamp Forumへの参加が決まった。
Edcampはテーマを参加者が持ち寄って、答えのない答え探しをするというアンカンファレンス型のディスカッション。
特に今回は日本中のEdcamperが集まって開催するということで、かなりの人数が集まるっ!
※ZOOMも1000人まで収容できるプランだそうだ。気合が違う。
今回はEdcampで得た気付きを簡単にまとめておこうと思う。
生きる力って何なのか?
まずはEdcamp ibarakiの生きる力って何なのか?に参加した。
Edcamp ibarakiの面々は自分のコミュニティから自分を含めて5人が参加した。
その中の一人で、保護者の方の部屋があり、
「ここはたぶん、パソコン操作や、トラブルが発生しやすいかも」と思い、サポートも含めて参加しちゃおう!と思ってたら、予備のサポートメンバーが集結してしまった(笑)
※他の方、申し訳ないw
テーマは『生きる力』。
学校で教えて欲しいのは自律する力だったり、生きる力と言われているが、じゃあ、そもそも生きる力って何なのか?どうやったら身につくのか?という話をしていた。
出てきた答えから言うと、2つ。
①そもそも自分に軸がなければ、より良い未来は選択しづらい
②良い人も悪い人もいるが、存在そのものを受け止める
これができたら、かなり生きる力が身についたと言えるだろうとのことだった。
そもそも生きる力が身につくというよりも、しなやかに生きるという言葉のほうがしっくり来そうだ。
教育の外との繋がり
こちらは自分が気になるテーマ。教育の外との繋がりだ。
Edcamp 新潟に参加してみたが、本音をちょっと書きづらい正直、残念な気付きを得た。
まぁ、ここはnoteだし、書いてしまったほうが自分の気付きとしても良いと思うので、書いてしまう。
地域と学校、そもそも外部と繋がるという時に
エビデンスや、信頼(というよりも信用)できる人じゃないと学校には入れられないというのだ。
その回答としては3つの側面があるらしい。
①無料だと思っていたらお金を取られる
②生徒と個人的な(どちらかというと性的な)関係を築いてしまう
③子どもたちのためになるか分からないことを"とりあえず"やっている
これではダメだろうというのだ。
さらに子どもたちが外部と繋がるときはしっかり自分たちで管理しなければいけないとも言っていた。
そういう側面があるのはとても分かる。
むしろ、いろんな人と繋がろうとするといろんな参入障壁があり、この方々もたくさん挫かれてきたのだろう。
分かるのだが…この考えでは一生、外部とは繋がれないと感じた。
①に関してはお金はかかるのだ。それは仕組みを継続するためだ。それをお互いに確認したほうが良い
②止めることも重要だが、敷いたレールしか歩けないと極端に学びが少なくなってしまう。道を狭くするのではなく、どうやって道を安全にするか?を考えないとそもそも外部とは繋がれない
③子どもたちのためになるかどうかは実際やってみないと分からない。なぜならその場、その状況、その人たちによって全く同じケースというのは出てこない。答えがない時代に突入しているので、答えなど落っこちてはいない。やってみて反応を見て、改善をするのが大事なのだ。
自分はこれからどう生きるか?
とは言ったものの、2つの気付きを経て、僕が何もしない、何も変わらないというわけでもない。
より大切なことを認識した。
外部は情熱を言葉だけじゃなくて行動で示し、学校は信頼した人にオープンになる勇気を持つ。
これがお互いの歩み寄りだ。
片方だけ歩み寄っても、手を取り合うことはできない。
手を差し出すことはできても、握ってくれなければ一生繋がらないのだ。
これは僕たち外部の人間の信頼性にも関わる重要な問題だ。
言葉だけではなく、行動で示す。
助けたい!と思うなら、許可してくれるのを待つのではなく、本当は助かるでしょ?ということを進んで行うことができる人になる。
それが究極の自律した考えを持った人財だ。
そういう人になることを子どもに言いたいなら、まずは大人たちが、そして自分がそういう人にならなければならない。
という風に強く感じた今日このごろであった。
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