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コミュニティ・スクールは学校運営だけをするものではない理由
こんばんは、ソルティーです。
社会教育主事講習でお世話になった宇都宮大学に行きました。
これから、地域学校協働でご一緒するかもしれないので、その打ち合わせのためです。
ご一緒した方が強調していたのですが、
周りも先生も「コミュニティ・スクールは学校づくりだと勘違いしてしまう」と言っていました。
これはどういうことか…ということで考えていきます。
コミュニティ・スクールは地域づくり
「コミュニティ・スクールは学校運営をするもの」
ちょっと調べれば、学校運営についてしきりに書かれていて、学校運営協議会を設置してコミュニティ・スクールがスタートするんだから、まさにそうなるだろう…と思うのも無理はありません。
ですが、学校運営『だけ』をするわけではないのです。
コミュニティ・スクールが学校運営を行う仕組みだとしたら…そもそも地域の人を入れる『理由がない』のです。
そこになぜ地域の人を入れて、学校運営までもタッチさせるのか?という意図を読み取る必要がある。
その意図は実は『地域づくり』につながっていくのです。
そもそも学校で教育するのはなぜか?
教育は子どもたちが自分で未来を切り拓いていくため。幸せになるために行っているものです。
その幸せの中に『自分の住んでいるところが良いところだ』と感じることもあったりします。
つまり、社会や、人との繋がりの中で学べることもたくさんあり、それらを通して大人になった時に住んでいる地域(もしくは移住先の地域)で貢献していく人材を生み出すということも含まれている。
地域の中の教育部門である学校を含めて地域であり、子どもを核とした地域づくりをこれから考えていくことがとても大切になる。
だからこそ、みんなで学校運営にタッチしようよ!ってことでもあるのです。
かなり回りくどい説明になってしまったかもしれないのですが、どんどん教育と地域の隔たりが強くなってしまっている現状があり、それを打開できるかもしれない制度だったりします。
なので、学校づくりではなく、地域づくりだということを強調していたのかなと感じました。
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