今の若いモンはなっちゃいねぇ。って思ったら読んで欲しい
読書をしない派の僕でしたが、少しずつ少しずつ本を読む習慣ができてきました。
毎日数十ページずつ読み進めて、最近は論語と算盤にハマっています。
そこでこんなことが書かれていました。
まさに今の時代も同じことが起こっているのではないか?
そう思ったりするので、なぜそういう言葉を使ってしまうのか?ということを考えてみようと思います。
昔を懐かしむ
「昔は…」と言う方々は基本的に昔に良い思い出があって、そこを脳内にイメージするのではないかなって思ってたりします。
僕自身も昔のことを話すとき、童心に帰ったような気がして楽しいものです。昔語りができ、共感できる人までいるとさらに話は弾みます。
そういう昔を懐かしみ、思い出を美化してしまい、あの頃は良かったよね…と言ってしまうのかなと思います。
でも、結局、今でさえもあと20年もしたら「あの頃は良かったよね」と思いだしたりするんじゃないかなって思ったりしますね(笑)。
頑張った自分を認めて欲しい
「昔は…」という方は基本的に頑張ったことや、辛いことに耐えた自分がいると思っています。
どちらかというと、経営者や、地位の高い人がそのように言っていることが多く、自分を褒めて欲しい、認めて欲しいという気持ちが、ついつい比べる方向に向かってしまうのかなと思ったり。
今の時代の粗に焦点が合わさっている
「昔は…」と言っている方々は結構、お歳を召した方が多いです。(というのも、それだけの経験値がなければ「昔」は存在しないからです)
その分、今までの体験や、良かったことが積み重なっています。
そうすると、今の時代の課題や、問題点がよーく見えてしまい、ついつい『昔』と『今』を比較してしまうのかなと。
結局、いつの時代にも立派なやつはいるし、立派じゃないやつもいる。一部だけで判断しない
んで、結局なんですが、いつの時代にも立派なやつはいて、立派じゃないやつもいると思ったりしました。
前に『中国は悪い人が多いから…』みたいなものがありましたが、結局中国にも良い人はいるし、悪い人もいる。
日本にだって良い人はいるし、悪い人もいるのです。
それは『時代』においても同じことが言えるのではないかなって思ったりします。
『昔』に焦点を合わせるのではなく、『今』を生きる。
『今』に焦点を合わせればどんな時でも『幸せ』が見えてくる。
なぜなら、今この瞬間だけは楽しかろうが、辛かろうが『生きている』から。
だから、『今を精一杯楽しむ』ことを伝えることが、今の若い人たちにできることなのかなと思う今日このごろでした。
論語と算盤、教育にも結構切り込んだ内容があり、人として大切なことが書いてあります。ビジネスマンだけと言わず、ぜひ先生たちも読んでみてください。