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先生たちが強く感じる『感情』とは

若手教員の情報交換会に参加させていただきました!

いろいろと教員の方に語っていただいて大変良かったのですが、今回、僕が先生に向けて助言を唯一したのが「学校に来てくれれば良い」という言葉です。

今、不登校がいっぱい増えていますが、多くの先生は「将来が心配だなぁ」と思っているのが当たり前のようなので、ハードルを下げて「学力なんか気にしなくてもイイヨ!」的な意味で、「学校にさえ来てくれれば…」という言葉で落ち着く感じになってました。

でも、不登校児をたくさん抱えている僕の家庭からすれば、『学校にさえ行くのも辛いなら、学校にも行かなくて良い』というスタンスです。

結局、将来を周りが気にしたところで、人生の責任をとるのは本人です。人生を交代してあげることはできません。

なので、「生きててくれればそれで良い」という心構えで接してきました。

その結果、長男は小学校6年から中3までの期間が不登校でしたが、結局、自分で道を高校を選び、今では通信制の高校に入って、朝は自分から起き、レポートを真面目に提出し、100点を取っているようです。

学校の先生がその姿を見ることはできませんでしたが、結果的に復活しました。これが正しいかはわかりませんし、誰にでも当てはまるわけではありません。

ですが、絶対に前よりは良くなっていますし、何よりも本人の意思でちゃんと進んでいると自分も周りも感じられているのがわかります。

誰かが手を引っ張ったわけではなく、ちょっとした声かけと背中を押すだけでも人は変われるんだと実感しています。

そういう点でも、先生たちに「学校にさえ来てくれれば…はハードルが高すぎます。もっとゆるくていいですよ。」と僕の気持ちをそっと添えておきました。

どのように届いたかは分かりませんが、なにかしらの変化が生まれてくれたのであればよかったなと思います。

他にもいろいろと教員の皆さんが話してきた気づきなどもまとめているので、良ければご覧ください。
※アイキャッチ写真はイメージですw


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塩畑貴志(ソルティー)
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