他人から過去から困難から学ぶのは生き方
こんばんは、ソルティーです。
今日は本拠地に来てくれた人が「過去は辛いものしかなかった」「あいつらは良いヤツラじゃなかった」という言葉を使っていました。
もちろん、過去は辛かったのかなと思います。
でも、過去は過去。もう過ぎ去ったことであり、終わったことです。
それが良い思い出であろうと、悪い思い出であろうと、過ぎ去ってしまったことは全部過去になるのです。
では、僕自身はどうやって嫌だった過去と決別してきたのか?を書いてみます。
過去を仇にしない
昔は過去を仇にしていたなって思います。
つまり過去は嫌なものは嫌であり、良いものは良いとしてそのまま受け取っていました。
昔、6〜2時まで働いていたプログラマーの仕事のことを『ブラック』だと言っていました。
でも、ブラック、ブラックって言っても世の中の自分が嫌だなって思う仕組みが変わることはありません。
むしろ、ブラックだって色をつけたのは自分です。
その企業で働いている人だって今でもいるかもしれません。
その過去に敵対意識を持っている…と気づいたのはかなり後のことです。
そう思ったところで今の僕を何一つ幸せにしない。
だから、まずあった事実だけを述べるようにしました。
2〜6時まで働いた
暴言を吐かれた
うつ病と診断された時、2週間で戻ってこいと言われた
これは事実です。
でも、それ以上は言わないようにしました。例えば…
そんな環境はクソだと思った
本当にブラックな会社だった
みんな頭おかしくなって洗脳されたと思う
こんなことは全部僕の主観です。
つまり、事実+僕の考えで今の僕の気持ちが出来上がっている。
これは僕を幸せにしない。
だから、まずその会社を『ブラックだった』と脚色することをやめるようにしたのです。
全部相手が悪いと考えることをやめた
その環境に嘆くことは簡単ですが、それでは自分は全部悪くないって言っているのと同じです。
だから、さきほど主観(自分の考え方)を変えたのです。
どんな考え方にしたかというと、
「僕自身も適当に会社を選んでいた」ということ。もっと僕自身に軸を持って会社選びをすれば、自分が合わないなって思う会社は避けられるかもしれないと思ったのです。
そして
自分はあの時、もっとこうすれば悪いほうには行かなかったかもしれない
こんなことができたらあの時、苦労はしなかったかもしれない
などなど、自分に足りないところ、もっと磨けるところに目を向け始めた。
これがあったから、過去を悪いものとして思わず、大切な経験だったなって思えるようになったんだなと思うのです。