差を作るってなんなのか

ビジネスモデルについてなんとなく考えた事

最近はビジネスモデルについての本を中心に読んでいます。最初はイメージが難しかったのでバルタンによる譬え話を強引に作ったりもしましたが、全体像は掴めてきました。しかし当然ですがパターンを覚えるだけでは再現性は当然ありません。ビジネスモデルは本来一言で言い表せないもの、仕組み全体、細かい工夫のミルフィーユのようなイメージがあります。だからこそ模倣されないし、仕組みが大まかに分かっても脅威にならない状態になっているので、その仕組み自体は差別化のポイントになっていないのです。

きちんと自社のものに応用するには?

全体をざっくり掴むというのは抽象度が高く、再現性が無い。そこで、1、構造を抜きとる、2、自分流にアレンジして具体化する、という流れが必要なようです。

1は守破離で言うところの守。2は破ると言うところ。本やビジネスモデル解説だと構造化して「本質はこうだったんだー!すごいですよね!」的なところで終わっているところが多く、多くが「じゃあどうやったらウチに適用できるの・・・?」というところで足踏みしているんじゃないか。

自分、自社のことを丹念に振り返る

上記2冊の本がヒントになったのですが、「自分はどういった事が許せない人なのか」「自分に直接関するエピソード、体験、経験」にフォーカスをすると差別化のポイントになるのではないかと考えました。理解できるけど似ていない事。この要素にフォーカスしてみるというのが、差別化や自分なりのアレンジの第一歩のような気がします。

例えばクリスマスなら思い浮かぶのが「恋人たちのイベント」「綺麗なツリー」「クリスマスケーキ」「クリスマスソング」などが思い浮かぶのですが、それだと面白い企画、ビジネスには発展しにくい。私は実家にいる弟が冬に遊びにきて、クリスマスだからチキンでも買うか!と提案した時「クリスマスにチキンが食えるなんて嬉しい・・・!」と言われた事に衝撃を受けました。「えっ、買えばいいじゃん」と言ったのですが「料理は祖母がしているからチキンを買うという発想にならないから飼ってもらえないことが多い」ほう・・・なるほど。

ひょっとしたら「チキンを食べたくても色んな事情で食べてない人が他にもいるかも」という発想にいたります。クリスマス = チキンということで、まだちょっと弱い気はしますが「かぶりつきたい」という「実は食べたかったんだ!」という感情を乗せると少しだけ、普通のクリスマスからイメージされるものからは離れてくる。でも、共感はできる。そんな事例を集めていきたいと思ってます。




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