【117話】【ネタバレ】俺だけレベルアップな件【翻訳】

生まれつきの狩人たちがいる

知能的には劣るとしても、追跡して狩る能力だけは人間をはるかに凌駕する者たち

彼らは血と肉のにおいにひどく興奮していた

しかし自分たちは偵察隊。 本性を抑えて任務を優先した

一週間という時間を闇の中で息を殺していた狩人。 獲物に対する探索に没頭する必要もなく、第六感が先に知らせた。

「獲物たちがいっぱいだ。
上に、また上に…ここは城塞のように複雑に建てられている。
まず狩りを始める。 お前は兄弟たちを呼んで来い。
城内にいる人間たちを皆殺しにして要塞化した後···本格的な狩りを始めるとするか
まずはこの中を掃除するか」

「これ買ってきた〜」
「ありがとう。ん？」

「……実際に見たらもっとでかいな」

影交換でゲートの前に立った旬は巨大なゲートを見上げて呟いた。

（あっちが回収チーム。 反対は採掘チーム。 そして攻撃隊は···A級13人、B級20人。A級ハンターがこんなに？ やっぱA級ハンターを一番多く抱えるギルドだからか）

「あの···」
声をかけられて振り向く。

「水篠ハンター！架南島のレイドは本当にすごかったです！！あの黒い兵士たちはどんな方式で召喚するのですか? いや、むしろ召喚獣なんですか！？今日のレイドは水篠ハンターが先頭に立つんですよね！？」

「あ、ちょっと！ちょっと！ 水篠ハンターを困らせるようなこと禁止って言ったじゃないですか！」

ベージュの魔法使い衣装の女性ハンターがメンバーと旬の間に割って入った

「騎士団精鋭攻撃隊のメインヒーラー、チョン・イェリムと申します」
チョン・イェリムと名乗った女性ヒーラーは前日に旬の事務所を訪ねてきた板東に同伴していたハンターだった。

「他のメンバーはともかくとして…リーディングを担当してくださる方とチームのメインヒーラーは仲良くしないといけないですよね？」

「まだ説明されてないんですか？」
後ろにいる板東に聞く

「あ、まあ···今からすればいいんですよ。 今回のレイドのリーダーは私板東修輔が務める」

「また社長ですか。 水篠ハンターがいいんだけど···」

「ねぇ…··それぐらいさ…」

「水篠ハンターは殿を務めて俺たちが安全になるように守ってくれる」

「俺たちは誰かの助けを受けなければならないほどに弱いハンターたちですか。 水篠さんが見ても、騎士団ギルド精鋭メンバーたちが そんなに弱く見えますか？ そう思わねえか？ みんな！」

「しっ…新人！」

「肝の据わったメンバーが多いでしょう？ ちょっと失礼なところもありますが…大体こんな雰囲気です」

「それだけ自信があるということですからね」

「そろそろ潜らないといけませんね」

「さあ、時間になったぞ！レイドを始める！」

ハンター協会のコールセンターに一本の電話がかかってきた。

「はい、ハンター協会緊急通報センターです。」

『ねぇ、そこの協会でしょ！！ 』

「はい、そうです用件をおっしゃってください」

『ここ今、う·······うちの学校なの··· 外に···怪物たちがいるのっ！』

（外？ダンジョンブレイク？）

「今電話を今かけている方はどこにいらっしゃいますか」

『トイレに隠れています。 私、友達といたんだけど···友達は···』

「モンスターの数はどれくらいですか？やつらが近くにいるんですか? 」

『知らない、分かんない。悲鳴がたくさん聞こえる…ああ···あ、み…みんな···死ぬんですか？』

「落ち着いて私の話を聞いてください。 今、ハンターの方々がそちらに向かっています！ ハンターの方々は絶対に学生を諦めません！
ですから最後まで落ち着いて行動しなければなりません。 分かりましたか？」

『本当ですか？ じゃあ···あの···助かるんですよね？』

「その怪物の…特徴や種類はわかりますか？」

『何だっけ···名前が···えっと、確か…知ってます、知ってます。 見ました、TVで』

「形をおっしゃってください。 どんなモンスターですか。 どんな形ですか」

『か···体は人間なのに、か…顔がブサイクな···。 緑色です。皮膚が緑色です』

（まさか？）

「オーク···オークですか？ 」

『はい、そんな名前でした。 オーク··』

（いけない！！）

「そこから逃げてください！ 早く！！オークは匂いを······！」

『キャァァァァァァァァァァァァァァァァ!! 助けて！死にたくない！！たすけて！たすけて！！』

「まだ学校に友達が···！」

「ハンターたちが解決してくれるよ！ 早く逃げろ!!」

校内から抜け出せた学生たちはみんな走って校門をあとにする。

「獲物を半分も逃すとは…」

「大丈夫。まだたくさん残ってる」

「逃げ道は塞いだ。 上に上がる. 全部殺す」

「うぅっ…」

教室の入り口に椅子を組んで作ったバリケードが一瞬にして破壊される。

「ウアアアッ!! 」

「キャアッ!!」

「う、うわぁ！」
オークが侵入してきたドアと反対側から逃げようとした生徒の頭上から、オークの斧が振り下ろされた。

「隊長。ここに魔力が感じられる人間がいる。」

「先に殺せ。」
教室の奥で顔を青ざめさせていた葵は、心の中で叫んだ

（お兄ちゃん…！お兄ちゃん……！！）

※あおいぃいいいい！！！
旬は影交換使って関西行っちゃったし、影交換は3時間のクールダウンが必要だし…
葵ちゃん絶体絶命のピンチに旬はどう対応する⁉️

旬の相変わらずの色気…
でも人間て貪欲な生き物ですよね……もっと旬くださいなんて贅沢なこと思うなんてっ😭😭😭