若き見知らぬ者たち

昨日磯村勇斗さん主演の「若き見知らぬ者たち」という映画を見た。以下、大まかに内容をまとめる。貧困の家庭に生まれ育った主人公は精神疾患を患った母親を介護しながら暮らしている。彼には格闘技の大会に出場を控えている弟と、家庭の事情に理解ある彼女が居る。心身共にギリギリな状態にある主人公だが、父の始めたカラオケ屋の営業だけは続けている。辛い日々の中にも、献身的な彼女や軽口を言い合える友人の存在、そして弟の格闘技の大会が楽しみだったり悪いことばかりではない。しかし、とある出来事をきっかけに日常は崩壊してしまう。

見終えて思ったのは、こういう家庭って本当にあるだろうなということ。若き見知らぬ者たち、というタイトル通り私達が知らないだけで貧困に喘ぐ人達はきっと沢山居る。
その全てに救いの手を差し伸べることは難しい。
真の福祉とは何か。何が相手にとって本当の意味での助けになるか。そんなことを考えさせられた。

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