虎に翼
最近虎に翼を良く見ている。シフト制で不規則な時間帯に働いているので毎回は見れていないが、見れる時は見ている。昼に再放送しているのも視聴しやすいポイントだ。
印象的なのは、岡田将生の演技だ。
登場し始めた時はどこか陰のあるバツイチのミステリアスな男性という役柄だったが、虎子とひとつ下の屋根に暮らすようになり次第に人間味が感じられるようになっていく。
子供が2人居て、元妻の母親もおり再婚相手の連れ子も居る。子供達もそれぞれの悩みがあり、父親の立場上家族達の間に立っていかなくてはならない。
人と人の間に立つ。これをやっていない人は居ないが、難しいことだと思う。当たり前だが、全て本音では成り立たない。だが、変に気を遣って作った自分でいては無理が生じる。
ドラマを見ていると、岡田将生も本を読んでくつろいだりしている。自分の時間を持てていないわけではない。けれど、やはり子供達の前では自分を抑え、時に感情を露わにしながら落ち着いている。
父親になるってどんな心境なのだろうと思い、ドラマを見ている。