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セミナーで伝えるべきはどっち?MidjourneyとCanvaの特徴と使い方
昨年から40回以上にわたって生成AIのセミナーを開催してきました。
去年までは生成AIができることについて、
動きを見てもらって
「どうです?すごいでしょ」
という形でいろいろ紹介をしてきました。
しかしながら、参加者の業務にどのように効果的に使ってもらえるのかを考える必要があるといまは感じています。
生成AI画像のMidjourneyやDall-E 3の進歩は驚異的ではあります。
実際、写真のような画像を作ることもできますし、私も毎日のようにブログのアイキャッチ画像で作って使っています。
その中で、もう一つの用途である画像加工ツールのCanvaとAdobe Expressについて色々考察してみました。
Midjourney と Canva の違い
Midjourney とは
Midjourneyは、テキストプロンプトから高品質な画像を生成できるAIシステムです。
驚くほどリアルで芸術的な画像を作成することができます。
しかし、生成された画像を編集することは難しく、思い通りの画像を得るには試行錯誤が必要です。
Note には高度に利用しているクリエーターの方がいるので、参考になります。
Canva とは
Canvaは、デザインテンプレートを利用して簡単に画像やグラフィックを作成できるオンラインツールです。
プロ並みのデザインを誰でも手軽に作れるのが特徴です。最近ではAI機能も追加され、さらに使いやすくなっています。
セミナーではどちらを重点的に紹介すべきか
ChatGPTや生成AIのセミナーの中で、MidjourneyやDall-E 3の基本的な使い方も教えてきました。
それと別の流れとして、CanvaやAdobe Expressは必ず紹介していかないといけないなと今は感じています。
実際、最近になって本格的にCanvaを使い始めたのですが、アニメートという機能を使って動画を10分で作成することができました。
非常にスタイリッシュで反応率も高い素晴らしいテンプレートがそろっています。
この中にさらにAI機能も追加されているので、これまでは外部のデザイン力に優れた外注さんに頼むか、社内に高額な給料をお支払いしてデザインだけをやってもらう人を採用する必要がありました。
社内のデザイン業務に適したツール
社内のデザイン作業としてはチラシを作ったり、ホームページの更新、印刷物、ロゴ、SNS用画像の作成などあると思います。
Midjourneyや Dall-E 3で作成することももちろん可能ですが、速さという点では、CanvaやAdobe Expressの方が速いのではないかなと思っています。
まとめ
このような、実際に業務に活用するには何を優先的に利用するかをセミナーに組み込んでいきたいと思います。
生成AI画像ツールは驚くべき進歩を遂げていますが、実務への適用を考えると、CanvaやAdobe Express のような使いやすい画像加工ツールの重要性はますます高まっているのではないでしょうか。
両者の特性をよく理解して、セミナーで効果的に紹介していきたいと思います。
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