「もったいない」を手放す勇気:サンクコスト効果を逆手に取る
あなたも「もったいない病」の患者さん?
みなさん、こんな経験ありませんか?
「この会社、もう限界...でも今まで頑張ってきたのに辞めるなんてもったいない!」
実はこれ、経済学でいう「サンクコスト効果」のワナにハマっているんです。このワナ、実は脱出のチャンスかもしれません。
サンクコスト効果:過去の亡霊か、未来へのチケットか
サンクコスト効果って何?
簡単に言えば、「既に投資したものを無駄にしたくない」という心理です。例えば、まずい映画でも最後まで見てしまうアレです。
仕事関連:
長年勤めている会社で不満があっても、「今さら転職するのは面倒だし、これまでの経験や人間関係が無駄になる」と考えて、現状に甘んじ続ける。趣味や習い事:
若い頃から続けている趣味や習い事が今ではつまらなくなっても、「長年やってきたのだから、やめるのはもったいない」と思い、惰性で続ける。人間関係:
うまくいっていない友人関係や恋愛関係を、「これまでの時間や思い出が無駄になる」という理由で、改善しようとせずに維持し続ける。健康関連:
高額な健康器具やジム会員権を購入したものの、ほとんど使用していなくても、「お金を払ったのだから」と退会せずに契約を続ける。投資:
株式投資で損失が出ている銘柄を、「ここで売ったら損が確定する」と考えて、損切りできずに保有し続ける。家電製品:
故障気味の古い家電製品を、「まだ使えるから」と修理を繰り返し、結果的に新品を買うよりも多くの出費をしてしまう。資格取得:
取得しても活用する予定のない資格の勉強を、「ここまで勉強したのだから」と諦められずに続ける
でも、ちょっと待って!
実は、この効果を逆手に取れば、キャリアジャンプの強力な味方になるんです。
未来のサンクコストという新発想
今のあなたは、未来の自分に借金している
いやな仕事を続けることで、あなたは「未来のチャンス」という名の借金を重ねているんです。
5年後、10年後の自分に聞いてみよう
「今のままでいいの?」きっと未来の自分は、背中を押してくれるはず。
でも、不安ですよね...
今までの経験が無駄になる?
新しい環境って、リスクだらけじゃない?
発想の転換:「引き算」の人生哲学
人生の終盤に近づくほど、大切になってくるのは「引き算」の考え方。
必要のないものを手放す勇気が、新たな扉を開くカギになります。
行きたくない飲み会に無理していく必要はありません。
始めるのも、やめるのも自分の気持ち次第
何かを始めただけでも素晴らしいのです。
やめる決断をするのも自分自身。
何もしないより圧倒的に素晴らしいですよね!
生成AIの活用って自分で小さく始められるので、何かを辞めた後、何か新しい事を探している人には最適ですよ!
対面セミナー・ITツール活用のご相談はこちらから
地方創生デジタルラボ
生成AIやITツールを活用し、地方企業や個人のデジタル変革とビジネスチャンス創出を支援するオンラインスクール