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生成AIへの拒絶は時間の無駄かも?できないことを探すより、来るべき未来に備えよう

生成AI関連のセミナーを開催していると、必ず出てくる質問があります。

「でも、AIにできないことってまだまだありますよね?」

この質問を聞くたびに、私は首を傾げずにはいられません。

なぜなら、それは本質的な問いではないからです。


「できないこと探し」は、明日への準備にならない

確かに、現時点で生成AIには限界があります。
感情的な共感や、複雑な文脈理解、創造的な問題解決など、人間にしかできない領域は存在します。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。

・2年前にはできなかったことが、今はできている
・1年前は精度の低かった作業が、今では驚くほど正確に
・半年前には考えられなかった速度で、進化し続けている

このスピード感を考えると、「今できないこと」を探している場合ではありません。


私たちが直面している現実

先日、とあるセミナーでこんな出来事がありました。

参加者:「AIには創造性がないから、クリエイティブな仕事は安泰ですよね?」
私:「では、5年後はどうでしょう?10年後は?」

会場が静まり返りました。

実は、「できないこと探し」には、もっと根本的な問題があります。
それは、AIと人間を「対立」の構図で捉えていることです。

パラダイムシフトが必要な理由

私たちが目指すべきなのは、こんな未来ではないでしょうか?

パラダイムシフトとは、社会や科学、ビジネスの分野で、「これまでの常識や考え方が大きく変わること」を指します。

たとえば、スマートフォンの普及がそれ以前の携帯電話の常識を変えたように、全く新しい考え方や技術が登場し、古いものを置き換えるような変化です。

・AIができることは積極的に任せる
・人間は新しい価値創造に集中する
・両者のシナジーで、想像もしなかった可能性を開く

■ 今、私たちがすべきこと

  1. AIリテラシーの向上

  2. 新しいスキルの獲得

  3. AIと協働する考え方の構築

正直に申し上げます。

AIなしで生活できない世界は、もう目の前まで来ています。
私たちに残された時間は、思っているより少ないかもしれません。

「できないこと」を探している暇があれば、その時間を「準備」に使いませんか?

変化を恐れるのではなく、変化を味方につける。

それが、これからのビジネスパーソンに求められる姿勢だと私は確信しています。

What is real? How do you define 'real'? If you're talking about what you can feel, what you can smell, what you can taste and see, then 'real' is simply electrical signals interpreted by your brain.

Matrix

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