「250日連続投稿」を続ける私の方法【しつこいほどに伝える】
noteへの投稿を始めてから260日以上が経過した。毎日欠かすことなく更新を続けている。
連続投稿を続けるためのコツを私なりにまとめてみたいと思う。
今回のコツは「しつこいほどに伝える」ことである。
⑧しつこいほどに伝える
連続投稿を続ける人にとって、「ネタ不足」は頭の痛い問題である。
「何か新しいネタはないか・・・」と常に執筆のネタを探してしまう。その結果、すぐにネタが見つかればよいが、思うように見つからないと、noteを更新するのが負担となり、結果として投稿が途絶えてしまう・・・。
声を大にして言いたいのは、「記事のネタは自分にとって新しいものでなくてもよい」ということだ。つまり、使い古されたネタでもよいのである。
もっと端的に言えば、「使い回しOK」ということ。
私の例でいえば、「温泉ワーケーション」に関する記事は過去117回に及ぶ。毎回、1500字以上は書いているので、約17万字、単行本3冊分に匹敵する分量の記事を書いているということになる。ひとつのテーマで、よくぞそんなに書くことがあるものだ、と思うかもしれない。
だが、noteを始めた当初から毎日私の記事を読んでくださっている方(もしいらっしゃるならうれしい!)ならお気づきだと思うが、同じような内容を何度も書いている。まったく同じ記事はないが、切り口を変えながら、結局は「温泉ワーケーションはすばらしいですよ」と手を変え品を変え発信している。
あるいは、「ソロ温泉」で書いた記事の内容を「温泉ワーケーション」のテーマに置き換えて投稿することもある。
「ソロ温泉」をテーマにした記事も同様だ。86本の記事を書いているが、タイトルや切り口は違えど、同じような内容を何度も書いている。しつこいほどに。
最初から毎日欠かさず読んでくださっている人なら、「ああ、また同じこと書いている」「似たような記事を読んだことがある」とあきれるかもしれない。もしそれほど熱心に読んでくださっている人がいるなら、書き手としてこれほどうれしいことはない。
だが、現実にはほとんどのフォロワーの方は途中からフォローしているわけだし、フォロー後に260以上ある記事を最初から読み返す方は、ほぼいないだろう。また、当初からフォローしてくださっている方でも、すべての記事を読んでいるとはかぎらないし、読み飛ばしたり、斜め読みしたりしているのが現実である。
つまり、ここで言いたいのは、「自分の文章が伝わった」と本人が思うほど、相手には伝わっていないということだ。
「この内容については、一度しっかり書いたから、もう伝えることはない」と本人が思っていても、しっかり読んでいる人は、ごく一部であるかもしれない。また、一度読んだとしても、内容を忘れてしまうこともある。私自身、フォローして読んでいるクリエイターの方はいるけれど、すべての記事を追えているわけではないし、その内容までしっかり記憶しているわけでもない。人は想像以上にいい加減で、忘れっぽい生き物だ。
だからこそ、一度伝えて終わりではなく、しつこいほどに発信しなければ、自分の主張や考え方は伝わらない。だからこそ、過去の記事も使い回しながら、何度も伝える姿勢は大切なことである。
実際、こんなことがあった。noteを始めて2回目に書いた記事を、200日以上経ってからソロ温泉に関する内容にアレンジして再アップしたところ、note公式の「今日の注目記事」に選ばれ、結果としてソロ温泉のテーマの中で最もPVを集めることとなった。最初は数十人しか読んでいなかった記事が、結果的に8000人以上の目に触れたことになる。
使い回しを恐れずに、何度もしつこいくらいに表現する。それくらいして初めて伝わることもある。
もし過去に他のSNSやブログなどで情報を発信をしていた人であれば、その内容をnote用にアレンジして発信するという手もある。SNSの種類によってついているフォロワーは異なるので、たとえ使い回しであっても読者を広げることにつながる。
ネタに困ったら、過去の自分の記事を見返してみてはいかがだろうか。