湯治にハマる
おはようございます。アーユルヴェーダの浄化療法「パンチャカルマ」をしたい!
南インドへ行きたい私ですが、
そんな遠くに行かずとも、行けずとも、大丈夫!
日本には「温泉療法」がありました。
その名も「湯治(とうじ)」
これは、温泉で体を治して、心の養生をすることです。
これは日本人にピッタリ合った”パンチャカルマ”(アーユルヴェーダの治療法)ではないか〜〜!!?
と思っています。
もちろんアーユルヴェーダの治療は本格的(医師の元で行う)解毒療法なので、
施設に21日以上〜数ヶ月滞在する長期治療で全く別モノなのですが、
気軽に自分だけでできて、それでも効果は計り知れない・・・という意味では
日本古来の「湯治」のポテンシャルは高いと思うのです。
湯治も1週間〜何ヶ月間長期滞在して、温泉に使って飲泉して体に温泉の有効成分を取り入れて、病気や不調を治し療養するのです。
奈良時代から行われ、江戸時代から一般的になったこの湯治は、
古くから医学的に認められた医療法のひとつです。
もちろんその温泉の成分とは多種多様なミネラル成分のことで、
経皮から消化器から、蒸気として肺から取り込むのです。
それと、きっと忘れてはならないのは、
地球の大地からのエネルギーを直に受け取るということなのだと思います。
まさにそう!! 地熱を感じて、その波動を受け取るという意味では、
力強い療法ですね。
本来は1週間の滞在が基本で、2週間、3廻りの3週間(21日間)の滞在が
一番体調を正常にもどす、と言われています。
アーユルヴェーダのパンチャカルマも21日間は必要、と言われているのです。
この”3”という数字には意味があります。
現代は、プチ湯治といって 2、3日泊でストレス解消とリフレッシュに行われることが多い様子。
私たちも3泊。本気湯治宿だと3泊以上お願いされます。
それでもこれだけ泊まって温泉浸かりまくると、からだの芯から温まり、
奥から巡り出し、温泉成分を身体中から吸収し、ゆっくりとして心身緩んで
間違いなく治療です。
鳥取県三朝温泉は、世界屈しのラジウム泉。
滞在型湯治宿がいくつか残っています。 今回は江戸時代から続く油屋さん。
風情のある文筆家になったような気分になれる自炊のお宿。
鳥取には密かにおいしいものも沢山で自炊大満足〜〜
美味しい三朝米、
神倉納豆、
とち餅、
野菜たち、
食べ物のことばっかりだけど、お湯はすばらしかった!!
油屋さんの温泉は、床下湧出で温泉の床下からポコポコと湧き出していて
もちろん源泉掛け流し。
まあ、湯当たりもせず、何度でも入ってられます。
そして、「株湯」と言われる元湯は公共温泉がまた素晴らしかった〜〜。
湯温は45℃ぐらいあったのではないかと思うけど、
痛い〜〜〜、痺れる〜〜、入れないといいながらなんとか浸かることができ、
そしたらそしたら、入ったあとはなんとも心身軽く、
細胞が目覚める、とはこのこと。快感で翌日も入りに行きました。
あ〜またすぐにでも行きたい三朝温泉。
温泉街自体は申し訳ないけど寂れていて、
でもそれがまた良し。 湯治にはピッタリな場所なのではないでしょうか。
日本海なので冬はスタットレスでないと車では行けませんが、
神戸からはバスも出ています。
機会あればぜひおすすめします、日本の浄化療法。
女性には本当に必要だし、女性の不調すべてに効果があること間違いなし
です。
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