肩書き: 人間
周りはみんな就活とやらを始めていて。
学生という肩書きすら嫌になってしまって、ただの人間でありたい私はどうしたらいいのかな。
友達が優しさから手を差し伸べてくれているのをよく知っているからこそ、身動きができない。
最近、あらゆる行動の中で「これは私に向いているのだろうか?」「これと仕事として向き合えるだろうか?」とばかり考えている。
いつも私の行動指標は胸を踊らす何かで、ドキドキで、運命的な何かで。やみくもに胸にぶつけてはこれは違うあれも違うと放り投げている。
純粋に楽しむことも、ただ鼓動を揺らし生きることも認められないのかな。自分も、社会も。
なにをしても現実逃避だと責められるのなら、せめて自分が心躍る方を選びたい。ドキドキして、心拍数あがっちゃうような。動物の一生の心拍数は決まってるとどこかで聞いた。危険で命を削ることでも、たとえ息が上がって瞳孔が開いちゃっても、私は私の心臓が生かすままに生きていたい。
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