「寄付勘」を起業家としてつくる
ジャンルを選んで寄付するsolioの代表の今井紀明です。
先日、ベンチャーキャピタルファンドANRIのアンリさんのツイートが目にとまりました。
「うわー、これは本当にその通りやな」と自分のパソコンを目の前にして、唸ってしまいました。寄付をする、はハードルが高いと一般的には思われていますが、「自分が社会に対してどう接続していたいのか確かめるために」というのはその通りだと常々考えているからです。
寄付する、というのは自分は何に関心があるのかを問う、内在的な動機を問える行為だと思っています。
寄付というのは
・過去の経験
・自分の興味や関心
・身近な人の体験
こういったことを考えることを自分に問うきっかけになるのです。
「いやいや、寄付なんてお金を持ってからする行為でしょ」
と言われる方もいます。たしかにそうかもしれませんが、経営者ならばやったこともないことに大金を出すことができますか?少額で試してみてから何にしても大きな投資を始めるのではないでしょうか。月500円や月1000円からでもいいので、寄付を始めてみて「寄付勘」を作っていくこと、育てていくことが必要なのではないでしょうか。
旅の面白さもいってみないとわからないように寄付もやらずには面白さがわからない。お金を出してみたら、始めてわかる感覚というのはすべての経験に通じることだと思います。
起業家は自分のビジョンや会社の方向性を一度立ち止まって考えるためにも寄付をしてみてはいかがでしょう。自分の軸とは何か、大切にしていることは何か。言語化し、寄付を始めたことを表明してみましょう。
ちなみに僕はsolioの代表でもありますが、普段は様々なNPOに寄付しています。たとえば、こちらのNPOさん。
日本ではまだそこまで広がっていない里親制度を推進するNPO法人日本こども支援協会さん。自分がステップファザー になってから大切だと思って応援しています。僕がステップファザーになった経緯はこちらになります。
こういった様々な経験がベースになって寄付は始まりますよね。
ただ、寄付先がわからないときはぜひsolioを使ってみてください。ふっと初めて見ることが大切だと思っています。
コーヒーを飲むように、寄付していきましょう。
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