拝啓 澤邉圭太

こんにちは、ろずさんです。
仙台89ERS 23-24シーズンの選手に向けたコメント企画第2弾
(サボってました。。すみません。。。)

今回は澤邉圭太(ケイタ、おべべ、べ!、ダイキエンの方)編です。
在籍6年と現チームでは一番の古株だったので思いが長文となります。
ご了承ください。
 

(画質あらくてすんません)

すべては6年前

澤邉が大阪から加入したのは2018年夏。
正直に話すと第一声は「誰?」だった。
ユニバーシアードの日本代表候補に関西勢唯一選出される逸材だが、大学時代も含めハイライトいった情報が全くなく、同時期に就任した桶谷大前HCの大阪時代の秘蔵っ子ぐらいの感覚しかなかった。

真夏の花巻の衝撃

桶谷新体制で初の対外試合であった対岩手。
マジで忘れません。いきなりスタメン張ったと思ったら力強いドリブルでの得点量産、エナジーたっぷりのディフェンスを披露。
「今までの89ERSにいなかったプレースタイル・・いや‥!才能が来てくれた…!」数か月前誰と思った選手がこれからのエース・代表入りする未来が開け一気に希望へと変わった。

桶谷体制時


上記の希望通り澤邉は躍進。下記に加入初年度と前年のスタッツを掲載するが、軒並みわずか1年足らずで89ERSのエースへと到達

17-18 出場7試合(スタメン    0):プレータイム:19分:8得点
18-19 出場60試合(スタメン54):プレータイム:1350分:582得点

https://stats.basketballnavi.com/player.pl?pl_id=1436より

とりわけ10/13 対群馬戦、延長までもつれた中31得点!をマーク。
🦁どころか日本バスケを変える才能の片鱗を1シーズンで見せた。

2年目はプレシーズン中のけがで開幕から出遅れ、白戸・阿部翔太の台頭と月野離脱もあり控えPGにコンバート。状況判断のミスから毎試合桶谷サンダー桶さんに激を飛されつつも、1年目より得点力が成長。コロナで打ち切りになるも日本人TOPの11.7得点をマーク。ほぼ6thマンでの出場ながらでこの成績なのだ。やば・・!

3年目はスタッツを落としてしまうが、オフコートキャプテンとしてベテラン陣の多いチームを統率・チームの顔として牽引。その結果B1昇格まであと一歩まで迫るチームに貢献してくれた。

藤田体制時


(ここから3季総括してのまとめに)
セオ体制は一種の転換期だったと個人的に思う。
桶谷体制時よりハードなディフェンスが要求。プレシーズンではいち早く体現する姿を見せるも相次ぐ故障に毎年見舞われる。
さらに、オフェンス面でも過去3季見せたドライブが鳴りを潜める。特に昇格初年度には開幕1か月は出場時間激減・出場無しと大きな挫折を味わう。
だが、持ち前の能力の高さをディフェンスに振ったことで状況は好転。
11月の対島根戦で、ビュフォード相手に仕事をさせないディフェンスを披露。そこから出場機会を得るとB1レベルに苦戦していたチームのラストピースとして献身的な働きを見せ、見事にB1残留を呼び寄せた。

23-24シーズンは序盤の大怪我で3か月離脱も、終盤からスタメン定着。
プレースタイルが被る阿部が台頭も、信頼を積み重ねたディフェンスとスポットで得点を挙げるいぶし銀の活躍。6年前の姿を知ってればもの寂しさも覚えるが、今まで見ていた若手から中堅へと立場が変わってこそと思うと、うれしさも覚えた。

最後に


いやーーーーーーーー寂しいね。。。。そりゃ6年間、しかもほぼ新人時代から在籍してた選手が去るのはなおさら。。
残念ながら僕の夢であった日の丸を背負った澤邉圭太を見ることはできなかった。けど、最初の衝撃ももちろんだけど、年々プレースタイルを変えつつもその分長所を発揮してくれた姿は2度おいしいみたいな視点で見れたかなぁ。。
あとは屈託のない笑顔。こんな笑顔見れば誰だった愛しちゃうやろーーーーーーーーーーーーー!!


(どうやったらここまで変化できるねん。。。)



24-25からは故郷熊本に移籍。長年くすぶってるチームに昇格とB1での経験を還元し、悲願のB1昇格を果たしてほしい。

澤邉圭太。ロマンとダイヤモンドを秘めた選手。
6年間本当にありがとう。
家族を大切にね。
(あと熊本行きたい。)

(21-22シーズン)
(吉井は大学の後輩)
(大運動会)
(この3兄弟の構図とってもちゅき)
(23-24)

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