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「おじさん、なんで髪の毛ないの?」

真面目な話じゃないです。イタリア人のブラックジョークの話……


オーバーツーリズム、世界トップ1位のアムステルダム


ブリュッセルからの友人夫妻と一緒にアムステルダムの中華ランチでの出来事。

お二人の会話はフランス語、私と彼の会話はイタリア語なので、会話は英語。
そんな中、隣テーブル席の5歳くらいの男の子が立ち上がり、夫の横に立ち、
「おじさん、なんで髪の毛がないの?」と無邪気に言い放った。

それまで気づかなかったが隣のテーブルはイタリア人家族。

夫が、「おじさんは子供を食べたらこうなってちゃったんだよ」と、低い声を出していった。

男の子の横にいた三歳くらいの女の子はビビって、一歩下がる。泣きそうな顔だ。兄弟か。

おじさん、子供を食べるの?」男の子が聞く。

「そうだよ! 食べちゃうよ!」

子供達後ずさる。

流石にまずいと思ったのか、あちらの夫婦は二人で、嘘だから〜と子供達に説明。私も冗談よ、冗談! いい加減にせいよ、と夫にもいうと、

「僕のパパも冗談ばっかり言ってるんだ」と男の子がパパについて説明を始める。そして、またもや、夫の近くに子供二人揃ってにじり寄る。

ちなみにうちの夫は小さな子供が苦手。

女の子が、
「私は子供は食べないから髪の毛ある〜」と自分のサラサラで綺麗な髪を撫でる。
「僕もある〜」とすかさず、男の子も短髪な自分の髪をみんなに自慢げに見せる。

両親が、その方から離れなさいと言ってるのに、なぜか夫の周りでうろうろ子供。

もういくら言っても夫の横から離れない。懐かれる。

その後、どこから来たの? 旅行なの? という話が大人たちの間で平凡に進むが、子供達はよっぽど見慣れてないのか、夫の髪の毛を見ながら、二人できゃっきゃっ喜ぶ。『髪がない〜』と言いあう。

髪の毛なくて坊主で、あそこまで興味を抱かれるのも、いいのだろう。
でも、なんだかなぁ、イタリア人! 
ブラックユーモアもいいけど、こんなきつい冗談にも子供たちがすぐに慣れてしまうのってどうなのよ〜! 将来が心配……。

また、変な冗談を言う大人になるんだろうな。😂 (イタリア人以外に引かれる大人に)

次行った写真美術館では夫のイタリア、高齢友人から45歳の息子についての愚痴、相談話が電話で持ち込まれる。(3回自殺未遂をした息子)

あの〜、、、、いい加減イタリア人、夫と私のヴァカンス中に介入してくるのをやめてください! ←今、私の気持ち……😅 友人たちにも、ごめんなさいじゃないか! 😅


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