30代後半の年末年始事情のすごし方って何が正解なのか?
「私はいつだってカバさんだった。私の姿は、キャンチョメの目にはカッコ悪く映ってたかい?」
これは漫画「金色のガッシュ」における屈指の名言である。
この漫画は魔界からきた魔物の子供と人間界の選ばれたパートナーが魔物の子を魔界の王様にするために戦うという物語である。
正直屈指の名作なのでこのnoteに出会った方は年末年始に暇を見つけて満喫でもいいので全巻一気読みを願いたい。
その物語での一節が上記の台詞である。
この台詞を言った人間であるフォルゴレ。彼は元々いわゆるやんちゃな人間で力で人を従えていたが気づくと周りには誰もいなくなっていた。
その過去を悔いて人を笑顔にするエンターテイナーへと転身をしていた。
その彼のパートナーとなった魔物のキャンチョメ。
彼は逆に元々力も弱くびびりで力も弱かった。
彼は子供達を楽しませるフォルゴレを慕い、共に笑顔を生み出すためにパフォーマンスに明け暮れた。そんな彼もフォルゴレに対し、自分はライオンが好きだ、強くてカッコいいからねと。逆にカバなんかノロマでカッコ悪いと話す。
しかしある日、ひょんなことから最強クラスの力を身につけたキャンチョメ。
そこから彼の行動は大きく変わる。
彼は力に溺れ、今まで自分を馬鹿にしてきたような周りを力で屈服させようとしてしまった。
そこで冒頭の台詞である。
普段から自分の口にとまる鳥たちを愛で、共に共生しようとするカバ。かっこいい見た目でなくても優しく強いカバ。
普段おどけていてもいざという時に強く優しいフォルゴレ。自分が今まで見せてきた姿はカッコ悪いものだったのか。力で人を支配することがカッコいいのか。本当に当時の自分にも響いた名言だ。
長くなったのだが舞台を30代後半男に戻す。
私自身一度結婚生活を経てこの年齢にして独り者界へと舞い戻った身である。
元嫁に言われた中でしこたまボディブローのように効いた台詞がある。
「昔は自信満々に私のこと引っ張ってくれてたよね。」「家族が増えて楽しい父で居てくれてるのは感謝してるけど少し寂しかったよ。」
女性は結婚、出産を経て価値観も変化していくとはよく言われることである。
一方男性側は変化についていけずトラブルになりがち。もはやこれは定説であるし実際当たってると思う。
だが男性側も拙いなりに変化はしているのだ。
夫として父としてこうあるべき。
誰しもそう思ってる。、一部を除き。。
しかし、そんな姿に女性は少し物足りなさを覚える生き物であるようだった。
まぁそんなん無理よね笑
そんなこんなで生まれた様々なひずみから独り者へといたったわけだ。
そしてこの年末年始は10年弱ぶりに独身男性として過ごしている。
何が言いたいんだって?
やっぱりモテるためには少しはギラつく姿もいるんじゃないか。背伸びは大事!
同じようなも独りの年末年始を迎える夜の仲間たちよ!
ジムへ行こう!!!
2024年12月28日行きつけのクラフトビール屋より