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自分への戒めに
心と体からのSOS
ちょっと深刻な内容になりますが、私にとっては、良い経験でした。
もう過ぎ去ったことなので、大丈夫!
お話します。
お仕事で、ちょっとボロボロになった時期があって。
突発性難聴になっちゃったんですね。
左耳がボーっと耳鳴りがするようになり、おまけに聞き取りにくい。
突発性難聴は、高度なストレスと、過労からくる病気。
もちろん、ドクターストップが入り、強制的に休暇を取ることになりました。
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通院がしんどい
治療は、とにかく体を休めること。
入浴すら負担になるからと、禁止されました。
(ちなみに夏場のできごと…ツラい泣)
次に、毎日、耳鼻科へ通院。
聴力改善のため、注射が必要だったのです。
ATPというお薬を、生理食塩水か5%ブドウ糖で溶解したものを、注射しました。
総量50mlほど。
注射は、ゆっくりとしたスピードで投与しなければならないと決められているため、処置に15分はかかっていたかな。
なぜなら副作用に、急な血圧低下、失神、めまいが起きてしまうお薬だからです。
要は、注射するとバタンキューってぶっ倒れちゃう可能性が、非常に高かったんですね。
よく、不整脈の治療に使用されたりする、強力なお薬でした。
幸い、そのような副作用は起こらず。
ただただ、だるい体にムチ打って、予約時間(朝8:30までに来院)までに、片道30分かかる道を運転していました。
心配された、左耳の聴力は改善し、元気になり、職場の配置も変えてもらえました。
天然石との出会いは、やはり一期一会
ボロボロになり始めた頃、出会った天然石がありました。
インカローズです。
丸い形のビーズタイプでした。
おそらく、ブレスレット用に加工されたものだったのでしょう。
インカローズの産地は、アメリカ、アルゼンチン、ペルーが有名。
それが、このインカローズは、北海道産という珍しいもの。
ローズレッド色の美しい色味でした。
丸い形だったので、キャンディーのよう。
かわいいので、ネックレスに仕立てることにしました。
訪れたジュエリーショップに、ネックレス製作希望の旨を伝えました。
すると店員は、「色石は割れることが多いから、承れない」と最初断ってきたんです!
ピンクゴールドのボールチェーンのネックレスに、インカローズを通すだけでよいと、なぜか店員を説得し、お願いしている自分がいました。
ピンクゴールドのネックレスを購入することが良かったのか、店員は引き受けてくれました。(何だったんだ一体…)
出来上がりは、やっぱりかわいい♡
店員も『ステキに仕上がりましたわよ』とゴキゲンでした。
(まったく…)
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インカローズが伝えてくれたこと
ボロボロになりながらも、お守りのように持ち歩いていたインカローズ。
インカローズの石言葉に”バラ色の人生”とあるのですが、この頃は生きていて楽しい、と心から思えなくて。
とにかくツラい日々で、ステキな楽しい日々が羨ましかったし、私にはそんな日々は来ないだろうと思っていた。
でも、突発性難聴になったことで、ツラい職場環境から抜け出すことができた。
この石を見るたびに、『人生はツラいだけじゃないよ』と声をかけられているような気分になります。
この先も、何が起こるか分からないけれど、一日一日を大切にしたい。
もちろん、自分のことも大切にして過ごせたらいいな。
そんなことを思いながら、このnoteを書いたのです。