【ダンジョン人狼】王女王20人部屋 役職解説(市民陣営)
この記事では、ダンジョン人狼の人狼王・女王入り20人配役における市民陣営の役職解説を記載します。
前提条件として、
・女王が死亡した場合、人狼以外のプレイヤーは後追いにより死亡する
(=女王が死亡した瞬間に市民陣営の敗北が決定する)
・女王が死亡した際にプリンセスが生存していれば、後追いが発生する前に女王に変化する
・市民陣営は誰が女王であるかを把握している
・誰がプリンセスであるかは本人にもわからず、女王のみが把握している
女王
この配役の市民陣営の主役。……なのですが、守りの像が女王に使われることが望ましい関係上、探索中の動きは窮屈になります。
聖なる鈴や占い系アイテムは自分で拾い、守り・反撃の像は他の市民陣営に拾ってもらうのが理想。もし自分で像を拾ってしまったらプリンセスに使ってあげましょう。なお、プリンセスが死亡している場合は宝箱を開けない方がよいです。
また、自分に守りの像が使われているかどうかはわからないので、守りがついている前提での行動は危険です。当然と言えば当然ですが、襲撃されない
ように動きたいところ。
探索中のプリンセスへのアピールですが、筆者個人的には否定派です。
というのも、呪われし者とプリンセスはどちらも襲撃されないように動くのが理想であり、役職の自覚の有無で立ち回りが変わることはありません。胃痛の種はどちらの場合でも別ベクトルで増えます
むしろ、女王が人狼陣営に把握された際にプリンセス候補を特定するための情報源になりかねません。
とはいえ探索中に一緒にいて襲撃ないし処刑指定をされにくいようにしたいのも正直なところ。アピールの為のスタンプまでは押さずとも、マーカーを追って会いに行くくらいなら問題はないでしょう。
議論でもプリンセスが処刑指定を受けないように動きたいところです。
進行でもないのに目立ちすぎるのもよろしくないですが、女王がある程度処刑対象の候補を絞ってあげるとそこにプリンセスが入っていないとわかるので、進行をしやすくなります。
理想は女王自身が初日に聖なる鈴を拾って進行を執ることですが、前述の通り女王は宝箱を積極的に開けたくない理由があるので悩ましいところ。もっとも、初日は女王本人の襲撃リスクは割り切ってよいとは思いますが…
ややレアなケースとしては何らかの手段で女王が露呈したものの毒グモも死亡していて毒殺されなかった女王が進行を握るパターンもあります。
総じて胃痛役ですが、引いてしまったからには臣下の為に頑張りましょう。
(役職希望不可ですが積極的に女王やりたい!って人はそういないはず…)
市民(プリンセス/呪われし者)
市民表記三人衆。
女王部屋では基本的にはプリンセスと呪われし者が確定で入っており、たまにダミーとして普通の市民が入れられていることがあります。
人狼陣営としては呪われし者でもプリンセスでも積極的に襲撃したい存在なので、役職が透けないようにする必要があります。
プリンセス
女王のストック。市民表記であればまずこちらを想定して動きます。
生死が勝敗に直結するので襲撃されないような立ち回りが必要です。
(かといって、探索で「クロ!」スタンプを使用すると市民陣営からも白人外と見られ下手をすれば王女暗殺事件が起こってしまう)
かつ、議論では処刑対象に入らないように発言する必要があります。処刑対象に入ってしまうと、呪われし者を処刑したい市民陣営が吊り押す中で女王が反対するため女王が透けてしまいます。
更には、処刑を回避したとて人狼陣営から積極的に襲撃される対象になります。他の市民陣営は守りの像を女王ではなくプリンセスに使用するなどの工夫ができますが、プリンセス本人にできることは逃げ回ることのみです。
呪われし者
市民陣営と人狼陣営双方の勝敗のカギとなる役職。
襲撃されると人狼に変化します。その際、女王を密告することで人狼王から毒グモへの指示ないしは秘密チャット内でのプリンセス位置の考察・特定を行うことができます。
初日に襲撃されてかつ毒グモへ指示をして女王を毒殺できれば、人狼5人+毒グモ確定生存となる上に女王の残機がないという市民陣営が非常に不利な状況が生まれます。
逆に人狼の潜伏位置が絞られている盤面では、女王に疑いを向けられるなどでプリンセスではないことを自覚した場合、柱として自ら処刑されることもあります。
こちらも襲撃がプリンセス同様に勝敗に直結するため、襲撃されない立ち回りが理想。
※人狼に変化(覚醒)した際※
覚醒した当日の動きですが、まず基本的には襲撃をしてはいけません。
探索中に死亡してしまっては女王の情報が持ち帰れませんし、人狼側のみが把握している白人外を襲撃してしまうリスクもあります。
自分視点でプリンセスだと思われる人物がわかっていても、やはり反撃の像を考えるとその考察を持ち帰りたいところ。
また、覚醒したターンに人狼王ないし荒ぶる人狼の近くにいると覚醒位置として疑惑の目を向けられますので、速やかに距離を置く必要があります。
市民
他2種とは異なり襲撃されても市民陣営が1名減るだけですが、表記はあくまで市民であり自身が前述の2種である可能性もあるため、やはり襲撃されない立ち回りが理想です。
また、処刑対象に入ってしまうなどして市民であることが露呈してしまうと全目線で呪われし者の可能性が発生する為そのまま処刑せざるを得ません。
ちなみに市民だけは役職希望可能なので、メタが発生しえます。
市民希望で気楽にやろうと思っていたら実は希望落ちプリンセスで女王変化した、なんてことも…
鈴職人
人狼Jで言うところのパン屋。探索終了時に生存していると聖なる鈴の獲得数が+1されます(丸呑み人狼に吞み込まれている場合を除く)。
よほどの長期戦にならない限り聖なる鈴獲得数での勝利条件を満たすことはないため、市民陣営確定役としての側面が強いです。
能力の特性上生存が必ずわかるため騙られにくく、聖なる鈴獲得者が現れない等の理由で進行が不在の場合に進行を行う場合が多いです。
鈴職人から出てくる情報は確定情報なので強力。議論では強気に発言しましょう。探索における襲撃耐性はありませんが、死亡しても聖なる鈴が供給されなくなるだけなので他役職の盾になったと考えると安いものです。
レアケースとして、鈴職人が丸呑み人狼に呑み込まれた状態で探索を終え、直後の議論で丸呑み人狼を処刑しその次の探索を生存した状態で終えた場合は聖なる鈴の供給が再開される形になります。
暗殺者
基本的には以下の設定が主流なので、これを前提に記載します。
・2回目の探索以降、ゲーム中1回のみ能力の使用が可能
・陣営問わず殺害が可能であり、殺害した対象の役職が表示される
・(狙撃の人狼を除く)人狼の襲撃範囲よりも殺害可能範囲が広い
・女王は能力の対象にならない
1回限りですが怪しい人物を殺害してその役職を見ることができます。
単に議論で怪しまれている人を殺害するというだけでなく、能動的に荒ぶる襲撃ターンを終わらせるために能力を使用することもあります。
また、処刑以外で呪われし者を直接処理できる唯一の役職なので、何らかの方法で呪われし者を把握した場合は介錯をしてあげることも。
露呈してしまった場合、人狼王に狙われますし他の人狼はマーカーで暗殺者を避けますので、露呈する前にログなどの精査をして仕事をしてしまうのが理想。折角の能力も使わなければ襲撃耐性のないただの市民です。
なお、ラストウルフ(LW)の場合は人狼王を殺害することができます。
逆に能力を使用しても人狼王が死ななかった場合は確実に他の人狼が生存しているので、盤面とスポーン位置によっては人狼王チャレンジという使用法もあります。
聖騎士
基本的には以下の設定が主流なので、これを前提に記載します。
・2回目の探索以降、毎探索能力の使用が可能
・市民陣営のプレイヤーを殺害しようとした場合、対象は死亡せず聖騎士が死亡する(その場で力尽きるように倒れる)
・(狙撃の人狼を除く)人狼の襲撃範囲よりも殺害可能範囲が広い
・女王は能力の対象にならない
探索で能力を使用できる指導者、かつ探索を(事実上)強制的に終了させることができる能力と考えると非常に強力なのがわかると思います。
露呈した場合、暗殺者同様に人狼王に狙われますし他の人狼はマーカーで暗殺者を避けますが、市民陣営の確定や荒ぶる襲撃の中止に使えます。
また、基本的に1回限りの暗殺者とは異なり聖騎士は上手くいけば複数回の能力使用チャンスがあるため、勝敗に直結しやすいと言えます。
指導者
※荒らしに使われまくった為役職希望不可
人狼Jで言う独裁者のような役職ですが、決定的な違いとして市民陣営を処刑対象に指定した場合は代わりに指導者が処刑されるという点があります。
なお、LWでない人狼王を指定した場合は指導者も人狼王も処刑されません。
確定役である為、指導者からの占い結果は絶対となります。露呈した指導者は能力がなくとも早めに処理したいですが、女王狙いであれば無駄襲撃になるので考え物。
役職の真偽を判定できるだけでなく、大量丸呑みで不利な状況から一発逆転をすることができる役でもあります。
呪い覚醒などで初日に女王が露呈した場合
「指導者撃て」みたいな風潮がありますが、筆者としては絶対に能力を使用するべきではないと思います。
人外精査もなく適当に能力を使用しても当たる確率はせいぜいが半々ですし、毒グモを処理できなければ結局女王が毒殺されてしまいます。
それどころかプリンセスが探索で襲撃されてしまいそのままゲームセットということもあります。
初日にプリンセスが噛まれ/呑まれていた場合はその時はその時と割り切りましょう。運要素も王女王部屋の特徴です。
巫女
「護り」ボタンを押して能力が発動している間に人狼から襲撃された場合、死亡しません。また、呪いの像による呪殺も防ぐことができます。
丸吞み人狼による丸呑みを防ぐことはできません。
能力上、人狼王の前でも強気に動くことができますし、襲撃失敗により女王視されることもあります。
荒ぶる人狼を止めうる役の一つでもある為、適切なタイミングで能力を使用して生き残りましょう。
人狼キラー
「返り討ち」ボタンを押して能力が発動している間に人狼から襲撃された場合、死亡せず逆に襲撃してきた人狼を返り討ちにします。
人狼Jでは相討ちが精いっぱいの彼でしたがダンジョンでは返り討ちです。
巫女同様、丸吞み人狼による丸呑みを防ぐことはできません。
なお、人狼王はLWの場合を除き返り討ちにはならず、巫女の護りと同様に襲撃を防ぐのみとなります。これも巫女同様に女王誤認を誘えます。
人狼キラーの方が巫女よりも能力のクールタイムに関してシビアに設定されていることが多く、使用タイミングに注意が必要です。
猫又
人狼系ゲームではすっかり顔なじみの猫又。
人狼に襲撃された場合は襲撃した人狼をその場で道連れにし、処刑された場合は生存者の中からランダムで一人道連れにします。
例によって、LWでない人狼王は上記のいずれの対象にもなり得ません。
また、暗殺者の能力による殺害の場合も道連れは発生しません。
相討ちとなった場合は近くに2つの死体が並ぶ形になるので、猫又が襲撃されていそうだという予想は死体の位置関係からある程度立てられます。
また猫又の存在により、荒ぶる人狼・心眼の人狼は安易な襲撃ができません。丸吞み人狼・人狼王に襲撃されては能力の発動ができませんが、配役に存在するだけである程度の抑止力になります。
そんな猫又ですが、丸吞み人狼の回避役職の定番ということで特に後半になると対抗がなくとも貫通されがちでもあります。
猫又真を処刑してしまった際は人狼を道連れにできればよいですが、女王を連れて行ってしまう悲劇も起こりかねないのでログや盤面をよく見て真偽判定をしましょう。
オウム
探索中に襲撃あるいは殺害されると、その人物の名前で即時死体発見報告が行われます。
人狼による襲撃だけでなく、暗殺者による殺害でも同様に報告を行います。
この役職の強みとしては2点あります。
・荒ぶる襲撃を即時終了させることができる
・放浪の僧侶の能力と併せて、報告者が犯人であると特定できる
(死体発見は探索中の死人を減らす行為であり、通常疑われない)
巫女や人狼キラーとはまた違った形の襲撃耐性であり、これも猫又と同様に人狼王以外の人狼の襲撃の抑制に一役買っていると言えるでしょう。
なお、襲撃されたくない白人外の回避役としての定番でもあります。
死亡していないことが確定しやすい役職ですが、丸呑みされていたり本物のオウムが処刑されたりで乗っ取られることもしばしば。
双子/ささやく双子
お互いがお互い双子であることを認識しています。
襲撃耐性はないですが、お互いの白を取り合えることがシンプルに強力であり、乗っ取りにくい役職なので進行役として出ることも多いです。
また、探索では合流して共に行動することで襲撃の懸念を抑えることができます。
ささやく双子の場合は秘密チャット(通称:橙茶)で会話することができ、より強力。
放浪の僧侶
探索中にプレイヤーが死亡した際、システムメッセージが通知されます。
設定によりますが、基本的にはミニマップ上にどこに死体があるのかが表示されます。
能力により死体報告が最もやりやすい役職と言えます。
先述のオウムとは好相性で、オウムが襲撃されたことがわかれば襲撃者を人狼と断定でき人狼の処刑に貢献できます。
死亡報告の時間と死体の場所を細かくメモに取るのが望ましいですが、死体報告の方もできるだけ早く行いたいのが悩ましいところ。
正確なメモ(通称:僧侶日記)があれば乗っ取りをされにくい役職です。
(稀に狼信のハイエナが対抗として出てきます)
透明人間
探索中に一定時間透明化することができ、その間は人狼及び狼の鼻、コンパスのマーカー表示からも消えます。
透明化中に会った人物がいても、視認メモは残りません。
(このせいで経路報告が騙りでもないのに意外に難しかったりもします)
透明になることで襲撃されにくくなるだけでなく、誰にも見られていないと思った人狼の襲撃や丸呑みの瞬間を目撃することもあります。
(ただし、透明化していても襲撃・殺害ボタンは反応するため絶対に安全というわけではない。また、すれ違いざまに一瞬反応した人物がいた場合その人物は人狼or暗殺者・聖騎士である可能性が高い)
能力上、真証明が容易であり乗っ取られにくい役職です。
女王や進行役の目の前で透明化することで自身の白を証明できますが、乱用して人外に把握されないよう注意が必要です。
墓場の司祭
探索中に襲撃・殺害された後、墓場から投票を行うことができます。
処刑、道連れ、丸呑み人狼による消化、狼信の毒グモによる毒殺での死亡の場合は能力が使用できません。
単に死亡しても投票可能な役というだけでなく、墓場での情報を投票という形で生存者に渡すことができる存在で、ある意味では襲撃耐性がある役とも言えます。
(心眼票と混ざって有耶無耶になることもしばしばありますが…
この役職を引いた場合は死亡しても離席せず最後まで残って投票を行いましょう。あなたの1票が市民陣営の勝敗を分けるかもしれません。
(もちろん、この役職以外でも死亡後も幽霊探索を行い自陣営の為にアイテムを使用or破壊するのが理想)
警察犬
探索開始時に1人を選んで、コンパスと同様の効果で位置を追跡することができます。
よく勘違いされますが、この能力は人狼王に使用して自身が生き延びるためのものではなく、怪しい人物に使用して経路騙りや襲撃の可能性を見抜くためのものです。
一応、最終盤に人狼王に使用して女王の先導役となることもありますが、基本的には人狼王以外の人物に使用します。序盤から人狼王に使用した場合、駄犬呼ばわりを余儀なくされます
狼憑き
市民陣営ですが、占い師の水晶を使用されると「人狼である」と判定されてしまいます。
また、「人狼の抜け穴」を使用することができます。
抜け穴に入っている間は襲撃されることはありません。
基本的には抜け穴の使用を監視する役割になります。
疑惑位置になった際にCOしても人狼扱いされることが多い為、特に情報を握っていなくとも基本的には初日にアイテム関連の情報が出揃ったあたりでCOするのがよいです。
そのまま進行になることが多いので頑張りましょう。
おわりに
以上、王女王20人部屋における市民陣営の主要な役職紹介となります。
次回更新はその他陣営(追加勝利)の記事を予定しています。
興味があればぜひご覧ください。
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