VOL.387 長いも〜元気の野菜

おろしても切っても独特な食感で、食べればみるみる元気が出てくる

【主な栄養素】

アミラーゼ

消化酵素のひとつで、唾液にも含まれている成分です。炭水化物を分解し、消化を促して胃もたれを防いでくれる。加熱すると壊れるので、生食でパワーを発揮します。

イヌリン

植物の根っこに多く含まれている多糖類の一種で胃の粘膜を保護し、胃腸の環境を整える働きがあります。ねばり食材に多い、疲れを取る作用もあります。

コンドロイチン硫酸

傷ついた細胞を回復させるのに必要な成分です。ケガや肌荒れを起こした肌細胞、なめらかに動かない関節などにも作用し、回復を早める。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□便秘
□肌トラブル

【選び方・保存のコツ】

長いもは毛が生えているが、この根は細かいほうが美味です。表面にハリとツヤがあり、ずんぐりと丸みを帯びたものが新鮮です。持ってみてずっしり重いのは、水分を蓄えている証拠。

保存するときは丸ごとなら新聞紙で包んで冷暗所へ。切ってあるものは切り口にラップをして、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

【美味しい旬は】

11月〜1月・4月・5月
※基本的には冬が旬です。春にも収穫ができ、こちらの方がうま味が強い。

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