自己主張が苦手な人へ|内弁慶でOK!まずは身内に感情を出すようにしましょう
この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
>>シノブラジオ
臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。埼玉県志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。
■テーマ
自己主張が苦手な人へ|内弁慶でOK!まずは身内に感情を出すようにしましょう
◇こんな疑問や悩みを持っている方に
・自己主張が弱い自分はダメな人間だ
・自己主張の強い人が苦手だ
◇そんな人がこの放送を聴くと、
・どこからどうやって自己主張の練習をしていけばいいか、そのヒントがわかる
◇ツイート紹介
今日のテーマにつながる私のツイートを紹介します。
【家族へ自己主張】
コミュニケーションが上手くない、仕事が続かないと思っている人は、まずは小さく自己主張することから始めよう。その第一歩は、両親や兄弟など身内へ怒りを出すことですね。主張できるようになると人とのコミュニケーションが改善されます。結果、仕事も怖くなくなります☺
■自己主張と怒りの関係
・コミュニケーションも仕事も【自己主張】が基本
⇒コミュニケーションは自分を知ってもらうこと
⇒仕事も分からないところを聞くことが大切→「分からない」という自己主張
・自己主張の基本は、自分(感情)を表現すること。
⇒一番、やりやすい自己主張は【感情を出す行為】
⇒出しやすい感情は【怒り】(例:ディベートは喧嘩である)
⇒他人に出すのは難しいので、身内で出す練習を!
■自己主張は感情を出すことー不安や恐怖との関係
こんなツイートを書いています。
何かをきっちりとやる、そしてそれを繰り返すー強迫行動ですが、これを「自己主張」とみる(リフレーミング)と大きな空が広がるかもしれません。停滞していた空気が流れだすかも。大きな不安による行動が実りある行動に照らし返される瞬間です。だから強迫は止めなくていい、利用すべき自己主張☺
・強迫行動は大きな不安感情がベースにある
⇒感情を表現しているので、自己主張である
・直さなくてよい
⇒放っておく(行動療法で止めさせる、回数を減らすことをしない)
⇒安心できることを増やす
・例えば、子どもが手洗いをずっとしていたら…
⇒親の対応が、日常生活において、子どもにとっては不安を抱くものと考えてみましょう
⇒その親の対応を1つ1つチェック(子どもが強迫行動をする直前のやり取りもチェック、そこが地雷かも?)
⇒地雷を踏まないような、子どもが「大丈夫」と感じるような、親の対応を考える(カウンセラーと一緒に考えると効果的な対応ができる)
■まとめ:自己主張と怒り、恐怖、不安
・感情を出していればそれは自己主張
・身内で練習でOK
・親の安心感が子どもの主張を促す。強迫を弱める
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